多くの団塊ジュニアが苦しんでいる隠された理由

面白い増田の記事があった。

アラサーぐらいの若いうちはまだ結婚でどうにかなる意識がある人もいると..

これについたブコメを読んで気づいたのだが、団塊ジュニアの世代に苦しんでいる人間が多いのは、彼らの多くが欲望過多だからだ。そして日本人で欲望過多の人間は、実は少ない。上は昭和的な我慢を強いられてきた世代だし、下は欲望を持たないことがむしろ格好いいという世代だ。だから、ただ団塊ジュニアの世代だけが、欲望を持つことを是として、しかもそれをいまだに疑えていない。それが、団塊ジュニアが苦しんでいる隠された理由である。

この団塊ジュニアは数が多いし、ネットとの親和性も高いから目立つ。だから、今の世の中には欲望の多さに苦しんでいる人が多いように見えるけれど、実際は団塊ジュニアの世代だけが苦しんでいるのではないだろうか。

事実、団塊ジュニアより少し上の世代のぼくは、それほど欲望を持っていない。またぼくの妻は団塊ジュニアより下の世代だが、やっぱり欲望は少ない。
しかしぼくの周りの団塊ジュニアは、ほとんどが強い欲望を持ち続けている。それどころか、欲望を持つことを内面化しており、疑うことすらできない者も多い。

なぜか？