メディアリテラシーを身につける方法

この記事を踏まえ、メディアリテラシーを身につける方法を考えた。

そこで今回は、思いついた要素を箇条書きしてみたい。今のところ、メディアリテラシーを身につける上で重要だと思った要素は以下の5つだ。

その1：理想を抱かない

理想を抱く人（理想主義者）は、メディアリテラシーが弱い。例えば、「日本の発展」という理想を抱く人は、「日本の衰退」という理想とは異なる現実から目をそらすため、メディアリテラシーを損なう。だから、あまり強く理想を抱きすぎないことが重要だろう。

その2：理解しようとしない

メディアリテラシーが弱い人は、不安症の人だ。特に、未知のものに対する不安が強い。怖がりである。だから、無理やり理解しようとする。そうして、理解しやすいデマを受け入れてしまう。

その逆に、未知のものに対する不安が少ない人はデマに騙されにくい。例えば、大地震が起きたとする。地震で多くの人が死ぬことの理由が理解できない人は、「それには理由があるはずだ」と考える。そうして、「この地震は誰かが起こしたもので、我々は騙されている」という情報に飛びついてしまう。

だから、たとえ理解できないことが起きてもそれを無理やり理解しようとせず、「そういうものだ」と受け止める姿勢がだいじだろう。