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本当に分断しているのはリベラルの頭と体である

ネットを見ていると、リベラル側からの「なぜハリスが負けたのか?」という分析記事が多い。そして多くのリベラルが「トランプが買ったのではなくハリスが負けた」と結論づけている。

なぜかというと、彼らはどこまでもトランプの勝利を認められないからである。だから、「トランプの勝利ではなくハリスの敗北」という言い方をする。

ではなぜトランプの勝利を認められないかというと、それはトランプが大嫌いだからだ。なぜ嫌いかというと、自分たちの価値観を否定するからである。それも論理的な価値観ではなく感情的な価値観を否定する。それは宗教を否定されたようなものだ。だから、批判ではなく嫌悪の感情が先に立つ。

嫌悪の感情が先に立つと、もうトランプを客観的に見られない。だから、その勝利も受け入れられないのだ。

そういう「自分は理性的な人間」と思いながら、実はとても感情的な人間は、リベラルに多い。彼らは頭と体が分断している。頭と体でしていることがてんでバラバラ。その意味で、本当の分断はリベラルの頭と体で起こっているといえよう。

ではなぜ、リベラルの頭と体は分断しているのか?
それには、こういうわけがある。

ぼくは、祖父が共産党の最大の支援者で、父親も60年安保の際に学生運動をしていたという、かなりリベラルな家庭で育った。だから、そんな彼らを幼い頃から見ていたので、分断の理由が分かる。ぼくは、幼い頃からその分断に気づいていた。

では、その分断とはどういうものか?

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