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「パーティションは『飛沫感染』には有効だが、『エアロゾル』では十分な遮断は…」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和5年3月24日(金)第951号*****

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「パーティションは『飛沫感染』には有効だが、『エアロゾル』では十分な遮断は…」
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 新型コロナの感染症法上の分類が、5月8日から「5類」に移行するのに伴い、感染症の専門家等は、介護施設での面会等で利用されている「パーティション」(以下「仕切り」)について、今後の利用方法に関する「見解」を発表した。

 昨日(3月23日)開催された厚生労働省の「新型コロナ感染症対策アドバイザリーボード(厚労省専門家会議)」でこの会議や、政府の専門家会議のメンバーが連名で「室内での感染対策におけるパーティションの効果と限界」と題した「見解」を公表した。

 これによると「仕切り」の効果について「『飛沫感染対策』には有効」等と一定の効果を認めつつも「『エアロゾル対策』では十分な遮断はできない」と指摘した。ただし、今後は「地域の流行が高まった場合などの再利用に備えて保管を」等と呼びかけている=画像・厚労省HPより。緑色と黄色のラインマーカーは、弊紙による加工

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