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プレ読②「読書時間」や「読書体験」をキーワードに熱量のある展開を/川上徹也氏インタビュー

「プレ読」プロジェクトのアドバイザーの一人である、コピーライターの川上徹也さん。ビジネスにストーリーの力を導入する「ストーリーブランディング」の第一人者として個別のアドバイスや講演・執筆を行うほか、地域コミュニティの核になるような「モテる書店」を増やすことをライフワークとしている。

日販からの呼びかけに応じ、本プロジェクトに参画いただいた川上さんに、今回の取り組みについてお話を聞いた。

湘南ストーリーブランディング研究所代表/ コピーライター
川上徹也 氏

本とリンクした、五感を刺激する読書体験を

――プロジェクトの話を聞いて、まずはどのように思われましたか。

とてもおもしろい企画だと思いました。出版業界のみならず、今回のような企業や業界を越えた取り組みはなかなかありません。新しい試みが始まることにワクワクして、ぜひ参加させてくださいとお答えしました。

僕はこれまでも日販会などで、書店さんならではの商品の販売をおすすめしてきましたが、今回は商品やサービスの開発から関われるということで、一歩進んだ取り組みのきっかけになると思いました。

――プロジェクトはどのようにスタートしたのですか。

書店において、どのような新しい商品やサービスが考えられるのか、まずはブレストのような形で意見を出し合いました。

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