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【第1回】湯浅創さん(インプレス 出版営業部 課長) “資格書の神”が語る!データ営業の極意とコロナ禍の“出版再編”

TAC出版時代から「資格書の神」と言われ、バスで書店を訪れることをモットーとするバスルートマニアの湯浅創さん。営業としての書店訪問回数は日本一ともいわれるほどですが、その見識はどのようにして培われてきたのでしょうか。そんな湯浅さんの仕事術から出版界に対する今後の展望まで、じっくりお話をうかがいました。

湯浅さん1

インプレス 出版営業部 課長 湯浅創さん

「資格書の神」が生まれるまで

――まずは、湯浅さんのご経歴についてお聞かせください。

私は33歳まで大学院生をしていて、そのうち最後の3年間は、TACで講師のアルバイトをしていました。33歳の時に、「TAC出版で編集者のポストに空きがあるからどうか」という話をいただき、入社を決めました。

当初は公務員試験の対策本の編集者を募集しているということだったのですが、なぜか簿記の編集部に配属されまして(笑)。それが2007年のことになります。

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