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自問自答のはじまり「こんな服はイヤだ」

ファッション、というと敷居が高く感じてしまうが、毎日出勤するので少なくとも前日とは違う服を着るようにしている。というか着たい。少しでも新しい気持ちで一日を始めたいから。
こんなことを(あえて)考えるようになったのは、以下の本を読んだからだ。

服や持ち物をフックとして、内面外面についての自問自答を繰り返した末に、心の底から良しと選び抜いた服があればそれ以外は減らすことができるし、毎日最高の自分で過ごせるという考え方。「自問自答ファッション」と銘打たれている。

突然の通勤服&自由への戸惑い

私はといえば、長らくWeb制作の仕事を在宅にてやっていたが、コロナ禍のあおりでそれを辞め、一年前から出勤を伴うPC事務系のアルバイトをしている。少しずつ勤務時間を延ばしてとうとう週5日のフルタイム労働となった。

アルバイト先は、服装・ネイル・アクセ・髪色など全て自由。
しかし。
自由…だと…?!よっしゃー!大好きな”アレ”を着ていっちゃお!!
となるような服が私にはなかったのだ。
急に服を着替える必要性とその自由を与えられ、途方に暮れる。

一年目は取り急ぎプチプラ通販から季節ごとに買いそろえていった。
似合う色や形はまあ大きくハズしていないだろう(と思いたい)が、なんとなくいいかも〜?と思った服を、まあ悪くないね〜?と思いながら着ていた。家着ばかりで過ごしていた自分にとって、それでも新鮮で楽しかった。

しかしシーズンがもう一度戻ってきたあたりで、悪くなかったはずの服はすでにかなりくたびれてしまっており、「昨日とは違う新しい気持ちで一日を始めたい」という気持ちを叶えてくれそうになかった。

これはまだ着れそう、他はまた買わなきゃ、今度は何を?と思ったら急にしんどくなったのでnoteで読んでいたものに加え上記の本を読んだ。

どんな服を着たいか、それには自分は何者であり何者ではないか、またどのように在りたいのか、問いを重ね言語化していくことは大事だと思った。
ファッションに限らずとも。


こんな服はイヤだ

さて、ファッションがわからん状態でも服という「モノ」は必要であり、「モノ」をなんとなく選ぶにしても「これを着るのはどうしてもイヤだ」と感じることはある。
裏を返せばそれは何を置いても優先事項になるはずで、ひとまずそれをまとめてみたいと思う。

四肢の上の方が包まれていないとイヤだ

→ 脇の下と股のあたりがしっかりと布で覆われていたい。なのでスカートは履かない。ワンピースも着ない。また、ノースリーブを一枚で着ることもしない。(上に羽織ればOK)

首が狭いのはイヤだ

→ タートルネックは首が狭くてつらい。モックネックはギリセーフとする。

脱ぎ着がしづらい服はイヤだ

→ タイツやストッキングは靴下部分からつながっていて自由が利かない気がしてイヤだなあとずっと思っていた。でもレギンスは大丈夫。
しかし先日、着圧レギンスを履こうとしたら片足入れるのに5分ずつかかって朝がドタバタになった。着用している時間は、姿勢が整う感じもありむしろ楽だったが二度目はなかった…。

洗濯が家でできない服はイヤだ(冬のアウターは除く)

→ ついでにおしゃれ着洗いもご遠慮願う。
分けて洗うのも面倒なので。

自分の外見的要素と相性が悪いからイヤ…てかやめとこ

  • くしゃくしゃのしわや、細かい凸凹が特徴の服

  • ダメージやヴィンテージ加工がされている服

  • 裾にデザイン要素があるパンツ(低身長のためほぼ確実に切るハメになる)

  • 機能に特化した服(アウトドアやスポーツ系。なぜか本当に登山とか試合をしてから仕事に来た感が出る)

まとめ

こういうことを考えていくのも(自問自答ファッションでの)自問自答に入るかはわからないが、自分の取扱説明書の1ページを作り始めたと思うとやはりアウトプットは良いものだ。

アルバイトも2年目になった初夏現在の服装は、
上:ロングシャツ2枚(白・黒)とオーバーサイズTシャツ色違い3枚(濃グレー・青緑・白)
下:デニム3本(紺太・紺細短・黒太)とその他細めパンツ3本(白・モカ・黒)
これらはどの組み合わせ同士でもだいたい「うむ、よし!」となるので少しは自問自答の甲斐があったのかなと思う。

明日は忙しくなりそうだから、楽な組み合わせで行こうっと。

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