*またまたハグについて*
ハグ友おかぴんが前回書いた私の『純粋なハグされたい』というテーマについて掘り下げてくれたので、私もまた改めて考えてみたいなと思ったよ。
↑の記事の中で「フリーハグ」している人の本が載っていたけど、実は私もそれに近しい?ことはずっと前からしていたのです。
癌専門の技師をしていた関係から、職場で出会う人のほとんどは当然ガン患者さんばかりになるんだけど、患者さんたちから男女問わずハグや手を繋いだりとかを求められることがあって、私は喜んで応じてた。
特に末期癌になると、例え家族がいてもすごく寂しい気持ちになるんだよね。それが患者さんから伝わってきて、私の方からハグや手を繋ぐこともあった。
痛くて、寂しくて、自分がこの世界からもうすぐいなくなるという不安や恐怖、、、
それをほんの少しでも和らげられるのがハグや触れ合うことだったの。
「痛みが和らいだ」「ありがとう」と言ってもらい、私自身も癒されていた。
それよりもだいぶ遡っての話になるけど、10代後半の頃、私は拒食症で、精神科医の斎藤学先生が主催する「自助グループ」に参加していたことがあるんだけど、そこでの挨拶がハグだったんだ。
なんで挨拶がハグになったかと言うと、摂食障害の女の子たちが斎藤学先生にハグをせがんだことが始まりだったらしい。
ネグレクト(放置家庭)で育ち、人との触れ合いに慣れていなかった私は、最初のうちこそ戸惑い、おっかなびっくりハグしてたけど、包み込まれる感覚はとても心が安らいで、その温かさに涙が出そうになった。
ハグや触れ合いには、とてもすごい癒しのパワーがあるのは確かだと思う。
ただし、それは自分自身が信頼できると思った相手だからこそなのかなぁとも思うんだ。
だからもし誰かが街頭に立って「ハグしましょう」と言われたとして…
うーん、相手の人との相性を瞬時に考えるだろうな 笑
それはともかく、私としては、会えばいつでもハグし合えるような、そんな関係のハグが望みだったりするにょ♪