友達って

友とは

僕には友達がいる だけど
そこまで多くはない
友達の定義はなに?と言われれば
よくわからない

ぼくは九州出身であり仕事で関東に来ている
そんな友達は4人いて、埼玉2人東京1人、神奈川1人

別に連絡を取るわけではないがただ地元で遊んでいた記憶が
僕たちをつないでいる
一緒に鬼ごっこしたこと、遊戯王ゲームしたこと
同じサッカーチームだったこと

けどこれって友達なの?

僕はふと考えた
ただ一緒にいただけの時間が長いだけじゃないか

ただ僕も鬼ではない
理由があるのだ

その理由を今から説明しようと思う

とある日
地元にいる僕にとある連絡が入った
「今お前同じ仕事してるよね」
僕は
「してるよ」
そしたら
「今関東にいて仕事拡大するからうちにこない?」

僕は当時結構なYESマンだった
つまり断れないのだ

しかも友達が言ってるならなおさらだ

僕は関東に来て仕事を精一杯して
ぼくは一端の職人になった

そしていろいろあり僕は
個人事業主という職業に就いた しかし
僕には僕自身
仕事ができるというプライドがある
YESマンなりに

とある仕事が友達に入ってきた
なんの仕事かというとその道をかじっていれば
誰でもできる仕事でおいしい仕事だ

それその友達が僕に進めてきた

「一緒にやろう」
「俺に話が来たんだから収入の割合は
6対4でやろう」
「紹介料も含めてね」

僕は了承した

そりゃそうだ
僕は仕事をもらった側だ
しかも1日いくらではなく
割合でお金をもらえるんだから
こんなおいしい話はない

しかし
友達が行った行動は信用を無くすものだった

まず5日仕事をした
僕は10万円程度請求をした

友達は快く振り込みをしてくれた

しかしその親会社が心配して電話をしてくれた
親会社は僕と友達の関係は知っている状態である

「もしもし」
「お疲れ様です」
「今大丈夫?」
「金額決まったんだけど友達にいくら請求した?」
「10万円くらいですね」
「あーなるほどね5日くらい来たの?」
「そうですね」
「あー実は金額的には90万くらいなんだよね?
 でも一緒にやるって言っててそんな差ができて大丈夫?」

僕は率直に答えた

「全然大丈夫ですよ」

ほんとに大丈夫だったから
そもそもこの案件は友達に話があり
僕に引き継ぐことが確定しているうえでの仕事だったのである
なのでそんなに気にしていなかったのだ

それから5か月後

うまく切り替わり僕が請け
仕事をこなすようになったその3週間後、急に
「ちょっと話したいことがある」
「わかった今週の日曜日仕事終わりならいいよ」

その友達だった
話したいこととは
一緒に仕事をしている友達がきついから
お前の切り替えた案件を友達に渡してというものだった

僕は苦しかった
友達と思っていた人が
他人がきついからという漠然とした理由で
僕の収入源を潰そうとしているのだ

でもこれは解決できることがある
友達が仕事をしている人の生活が厳しいなら
そのひとに僕が仕事をお願いし、その対価を支払えば
すむことじゃないか

しかしその友達は納得いかなかったのだ

・とりあえず俺に管理させてほしい
・俺が管理し友達に俺がお金を支払いお前にもちょっと渡す
・1年くらいでお前に返す

これが友達の言い分であった

僕からしてみたらちょっと前に
美味しい思いして今しんどいから
さらに友達を利用してるとしかおもえない

お金は大切である

お金が大切な理由とは
新しい事をするために必要だからだ
別にお前儲かってるよねだからこっちにくれよ
そんな話ではない

僕は正直お金自体そんなに必要とはしていない

生活できれば十分

だけど
友達と思ってたひとが
こんなことするのは辛すぎる

届かないだろうけど
ほんとの僕の気持ち送ります

お前自分がカメラの世界で仕事したいって入ったのじゃねぇのかよ
話をきくと週に3、4日女と会ってるらしいじゃん

なんのお金が必要?
友達を利用してなんのお金が必要?

僕もやりたいことがあるから
今のお金は僕のために使うね




夢見てた友達
大好きだった友達
いなくなったかな

友達ってなんだっけ


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