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ようやくお食い初めをする。

お食い初めは、生後100日のお祝い。
一生食べることに困らぬよう、食べ真似をする儀式だという。

うちの赤ちゃんは生後150日をこえているのだけれど、奥さんはお食い初めをさせたがっていた。100日の頃は余裕がなく、今日ようやく「だいたい100日」のお祝いができたのだ。

お食い初めには必要なものがけっこうある。
鯛のおかしら、赤飯、お吸い物、煮物、香の物といった料理とともに「歯固めの石」という石を用意して、丈夫な歯が生えるように願うという。

お昼にその「歯固めの石」を取りに近所の海まで行った。
赤ちゃんの名前には「海」という漢字が入っていて、その由来の海まで行こうと思ったのだ。

でも、海には石が一つもなかった。
残念だったけれど引き返して、マクドナルドで昼食をとり帰ってくる。

お食い初めについては、奥さんが細かく調べてくれていて、歯固めの石がない場合「多幸」を意味するタコや梅干しでもいいらしいので「なんでもありやな」などと言いながら、タコを買うことにした。

食材も全部奥さんが用意してくれて、料理もしてくれて、今日は獅子奮迅の大活躍。おかげで見事なお祝いのお膳ができて、お食い初めの儀式を執り行うことができた。

僕はといえば、男の子は父親が食べ真似をさせるそうなので、赤飯、お魚、煮物、香の物の順にお箸で食べる真似をさせただけ。おまけに、3周するルールだったのだけれど、その間に飽きて腕を振り回した赤ちゃんの顔面にしいたけを落下させてしまった。

ネットで買えば、料理も歯固めの石も簡単に手に入ったらしい。
でも、こうやってドタバタしながら手づくりでやると、そのドタバタも含めていい思い出になる。そんなふうに思った今日だった。

もっとも、つくったのはぜーんぶ奥さんだったのだけれど。(感謝)

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