突進、突進、縦横無尽。

・部屋のレイアウトを変えて、広めの遊び場スペースをつくったが、それすら無視して動きまわる。気づくと隣のダイニングまで来ていたりして機動力に驚く。縦横無尽とはこのことだ。

・その結果、おとなの視界の外に出ていくことが増えた。活動エリアが広がるにつれて「ドアを連打する」「おしりふきケースに突進する」など、いままでしなかった動きも急増している。いよいよ目が離せなくなってきた。できることは増えているのに、おとなは動けなくなるのかー。

・よだれを垂らしながら動きまわるので、フローリングがびたびたになり、その上を這って進むので勝手に床が水拭きされていく。赤ちゃんには「ダスキン」という新しいあだ名がついた。清潔になっているかは分からないが。

・離乳食には新しい野菜「キャベツ」が増えた。小松菜、カブと「返却」されつづけてきたが、キャベツはよさそう。ただ、途中で飽きてしまうと好きなさつまいもですら「返却」やがて「食べません（と口をつぐむ）」になってしまう。意志がはっきりしてきた赤ちゃんである。

・授乳中と抱っこひもで散歩したときに長時間寝るようになった。以前は効いたスクワットの入眠効果は激減している。それでも今日は夢中になって絵本をさわっているときに寝落ちしそうになっていた。ここぞとばかりにスクワットで眠りの国へ誘ってみたがかえって目が冴えてしまった。

　＊　＊　＊

本当によく動く。これだけ動くと、だだっぴろいスペースを用意してあげたくなる。

赤ちゃんのためだけに用意された広大な空間を、ずり這いでどこまでもどこまでも前進していくわが子。その背中を後ろからぼーっと眺めていたいもんだ、と思った今日だった。