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その行動は、もしかして「発作」か? 【メルマガ『生きているQ』より】

この記事は、㐧二音楽室のメルマガ『生きているQ』の配信記事を加筆修正してお届けしています。(配信登録はこちらからどうぞ。)

こんばんは。澤です。

聴いてくださり、
ありがとうございます。

いま面白い本を読んでいます。

お金にまつわる不安は
自分のものも、
身近な人に起こるものも経験している
長年の難敵です。

僕の場合は、
祖父の世代まで遡るほどの
影響力があります。

それで、友人の勧めもあって
この本を読んでみたんですが、
その中にこんなことが
書いてあったんです。

 私たちの脳には普段から "ストレス" が電流のように帯電していて、ちょっとしたきっかけで「ビビビッ!」と「サージ電流」が発生します。この大きな電流によって "脳の発作 "が起きてしまいます。 "脳の発作" が起きると、人は「破壊的な人格に変身となってしまいます。人間関係や仕事、それに、お金の流れなども自ら破壊してしまいます。

(略)

 脳の発作は破壊的なことをしている "自覚" がないというだけでなく、そのときの "記憶" がないという不思議な現象も起こします。

この「脳の発作」という概念、
はじめて聞いたのですが、
非常に思い当たるところがありました。

というのも、
それまで普通に話していたのに
ちょっとした一言をきっかけに
サッと顔色が変わり、
人が変わったようになることを
何度か経験してきたからです。

そのことを
「鬼」
と表現したこともあります。

そして、うちの家系には
「お金」の話になると
そうなる人が何人かいました。

そのときには
それまでとは別人みたいに
冷酷になり、
破壊的なことをしてしまう。

かくいう僕自身も
そうなったことがあるんですが、
終わってみると
「なんであんなことを?」
と思うようなことを
強い衝動に駆られて
してしまうのです。

でも、まさか
そうなっているときに
記憶がないとは。

どおりで、
必死に抗議しても
「???」という反応が
返ってきていたわけだ。

自分自身のことを思っても
「発作」が起きているときには
それがひどいこととは
まったく感じていなかったです。

そして、この発作って、
いまウィルスに対して
人がとっている行動の中にも
みられる気がします。

今朝、バイト先のスーパーでは
トイレットペーパーが
なくなっていたのですが、

デマだとわかっていても
トイレットペーパーを
買い占めてしまう人の
心の中では、この発作が
起きているのではないか。

先の本には、

 脳の発作で破壊的な人格に変身しているときは「自分が正しい!」と信じて疑うことができず、大切なものを幼稚な正義感でぶち壊している "自覚" がまったく持てなくなります。

とありました。

きっとデマであろうとなかろうと、
その人の中では、いま
トイレットペーパーを買うことが
「正しい」ことなんだろうなあ。

そして、この本では
この脳の発作が「嫉妬」により起こる
という話につづいていくのですが、
それはまた別の機会に。

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