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赤ちゃんにまなぶ。

マイブームは続いているようで、気づくと赤ちゃんは舌をだしている。今日は「舌をもどす」ことにも気づいてもらおうと、目の前で舌をだしたりしまったりしてみた。赤ちゃんはその動きに大変興味をもち、最後に「にんまり」と笑った。「うむ満足じゃ」というような笑みだった。なにに満足したのかはしらないが。

・赤ちゃんを見ていると「自然体」ということを考えさせられる。よく泣き、笑い、怒る。そのどれもがストレートで嫌味がなく、エネルギーに満ちている。だから泣いたり怒ったりしていれば自然になだめたくなるし、笑っていればこれ以上ないほどいい気持ちになる。大人はなかなかそういうふうになれない。怒るに怒れなかったり、泣くに泣けなかったり。見習いたいなあと思う。

・それにしても、赤ちゃんの笑顔ってなんて素晴らしいんだろう。なにも計算していない、心からの笑顔って、こんなにも心にひびくものなのか。自分も赤ちゃん時代にはこの笑顔ができていたのだろうか。いまでも取り戻す方法があるなら、ぜひ取り戻したい。アイドルのする「笑顔の練習」ってそういうことなんだろうか。あの笑顔はだいぶ違うような気がするけれど。

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赤ちゃんを観察していると「忘れていた自然」に気づかされることがある。
「人ってこういうふうになにかができるようになっていくんだ」とか「考えていない自然な動きってこういう感じなんだ」とか。

よく言われるように、僕にとってもそれは自分自身の来し方を振り返り、「生きる」ことを改めて思い出すような体験で興味が尽きない。

これが続いていったら、いったい、どんな自分になっていくのだろうか。
少なくとも育児前の自分には戻れなくなる気がする。それが楽しみでもある。

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