文字数がへってきています。

書くことがない日、というのがある。

以前からそんな日のことは書いてきたけれど、今度のは新種だ。

書くことがありすぎる。ありすぎて、書くことがない。
というか、言葉が追いつかないのだ。書こうと思っているそばから、新しい面白いことが起こる。書くためにはある程度、時間をかけて咀嚼する必要があるのだけれども、二、三口噛んでいる間に次のごちそうが来てしまう。そうして出来事がとりすぎた回転寿司みたいになって、飽和する。

いま、仕事もフルフルフル稼働で、なんだかすごいことになっている。こりゃあ、次にひと息つくのは年末なんじゃないか、なんてすこし前には冗談みたいに奥さんに言っていたけれど、本当にそうなってしまうかもしれない。

楽しい。楽しいのだけれど、でも、年末まで泳ぎきれるのかというペースで大きな渦のようなものに飲み込まれている。

そうして、このブログも一日ごとの文字数がへってきていることに気づく。感じては書き、感じては書き、というサイクルが勤続疲労を起こしているみたいに。

もう少し腰を据えて書けるようになったら自然と元に戻るとは思うのだけれど、いまはもうしゃーないよな。