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いる場所を間違えた感。

自分はかなり偏った人間だと思う。
だから時々、人との間に摩擦が起こる。摩擦といってもケンカするわけではない。自分のことを懸命に話すけれど、理解してもらえず、正確に理解してもらいたくて、さらに言葉を重ねて、それでも埒があかず、だんだん疲弊していくのだ(もしかすると理解してもらえているのを勘違いしているだけかもしれないが)。

そういうことが起こると、決まって「いる場所を間違えたなあ」と思う。
そして「なぜ自分はいつまで経っても、いるべき場所にいかず、こんなところで燻っているのか」と腹が立ってくる。まわりの人が皆、自分に合った場所にいるように思えてきてしまう。

『南畑美術散歩』のインタビューで会った作家さんたちは、生き方と作品(生業)と環境が一致しているように見えた。どんなに価値観が違っていても、その一致感があったから皆、魅力的に見えた。

自分はそうではないな、と思う。生き方も作品(生業)も環境も定まらず、グラグラしてばかりいる。そして、小さなズレが気になって仕方がない。

過剰反応だよな、と思いながらも、高ぶる自分を抑えきれず疲弊した。
こういう日もあるさ。今日はおとなしくしていよう。

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