おムリゲーとおクソゲー。
ぼくらは生まれる前に、どんな人生を送りたいかをあらかじめ決めてから来る、という話を聞いた。ざっくり設計する人もいるし、事細かな人もいるらしい。
ホントかどうかは知らないけれど(確かめようもないし)そう思って、じぶんのことを振り返ると「なんだよ、このムリゲー!?」と思う。
まあ、なんかやたらに山やら谷やらあって、エキサイトバイクかと。
あとなんかすっごいややこしい! しかも、年々。
ほら、もっとさ、山や谷を平らにして、バーンとうまくいっちゃって、音楽だったら、路上で歌ってたらいきなり人気出ちゃって、ガンガン名曲つくっちゃって、なんならグラミーもらっちゃうくらいでもいいんじゃないの? と思ったりする。
コース設計のときに「羽生、藤井、大谷コース」的なやつもあったはずで、そっちでもよかったんじゃないのー? と思うわけだ。(まあ、そのコースもめちゃくちゃ苦労がありそうだけど。)
でも、おのれの性格を考えるに、たぶん設計段階のぼくは、そういうのを「クソゲー」と思っていたんだろう。「簡単すぎる。もっとスリリングにいこう」とか言っちゃってね。あほである。
などと妄想しつつ周りを見渡すと、「あそぶ」「まなぶ」「はたらく」「くらす」、どれもとっても大変そうに見える。
なかなかクリアできないもんだから、しまいにゃプレイヤーの自分にキレて、みんなが自分をいじめはじめちゃっているようにすら見える。
いつのまに「生きること」は、こんなに「ムリゲー」になってしまったのだろう。
でも、まあ、それもぼくらがあらかじめ設計してきたんだとしたら、たぶん「こうすると面白い」と思ったんだろうなあ。
マジかよ!? と思わなくもないが、答え合わせはだいぶ後にならないとできないし、まあ、面白くなくもないから、いっか。
そんなことよりも、この記事のタイトルを「ムリゲーとクソゲー」にしていたんだけど、なんだか品がないから「お」をつけましたわよ。おほほほほ。
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