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わからないまま、なんとかなった。

赤ちゃんとの暮らしも7か月をすぎ、ふと振り返ると「わからないまま、なんとかなった」ことが多いことに気づく。

その最たるものが授乳だ。出産直後から奥さんが相当悩んでいたが、いつのまにか母乳とミルクの混合で落ち着いていた。どれくらい母乳が出ているのかも、ミルクの適量についても分からないままだったが、結局、ミルクは80mlから増えずにいまに至っている。ものすごく真剣に悩んでいたのも、まだ今年のこと。いったいなんだったんだろう。

トイレの「大」は生まれてからずっと綿棒浣腸をしていたけれど、いつのまにか自分でできるようになっていた。寝返りができるようになり、四つん這いでいろんなことをするようになって腹筋がついたのだろうか。よく動くようになり、綿棒がおしりの穴に入れづらくなったこともあって、これは助かった。

鼻水も吸う必要がなくなった。最初の頃は大慌てだったのに、いまは少々鼻をすすっていても気にせず暮らしている。せっかく買った鼻吸い器の次の出番はいつになるのだろうか(まあ出番がないにこしたことはないが)。

いきなりじんましんが出たこともあった。慌てて病院に駆け込んだけれど、その数時間後に特になにもしないまま治っていった。びっくりした。

そうして、赤ちゃんと暮らすことで、僕は悩むことが最善策とは限らないことを知った。物事は思っていたよりもずっと、よくわからないまま解決していく。むしろ、気にしなくなった頃に解決したりする。

それでも、相変わらずなんともならないのが夜の寝つきだ。

他のことと同じように、ひとりで布団で寝てくれる日も、一晩中寝てくれる日も、ある日突然やってくるのかもしれない。その日に期待せずにはいられない。

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