「臭気判定士」って、知ってますか?

 ええ、実は国家資格なのですよ。環境省の。だから今年あたりに臭気判定士の免状を取得すると小泉進次郎さんのサインが……あ、今は大臣の名前は書かれてないのか。

 まあ、誰の名前が入っていようがいまいが超地味な国家資格です。誰か人気タレントが取得してくれない限り、ほとんど注目されないでしょうね~。その昔、堂本光一さんが『資格ゲッターピカイチ』ってコーナーで様々な資格に取得チャレンジしていましたけど。あの頃私は臭気判定士講習会の講師をやっていましたので「堂本君来ないかな~」なんて淡い期待を持っていたのですよ。結局来ませんでしたけど。

 いくらTOKIOでも臭気判定士は取得しないだろうから、そんな機会も望み薄ですな~。と嘆いている場合ではありません。

 臭気判定士って、実は地道に世の中に貢献しています。なんせ臭いニオイを嗅いでいろいろデータ化する技術者はほかにいませんから。下水のニオイだけじゃなくて人間の頭皮やらワキの下やら、そりゃもういろいろ嗅がされます。ほかに誰もやらないから。自営で「臭気判定士」って確定申告を出しているのは日本で私だけだろうし。

 そのようなわけで。ここでは臭気判定士のお仕事やらニオイの基礎知識やらを勝手に語らせていただきます。「カクヨム」って小説投稿サイトにエッセイを上げているのですけど、あんまそんなモノ読んでくれる人がいませんのでこちらにも転載いたします。

 「ニオイのことで何か知りたかったらここ読んでね~」と言える程度のnoteにして行きたいと考えておりますので。

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