留学関係のセットアップ
気づいたらいつの間にか冬休みに入り年も越してしまいました。学期中は授業をはじめとした諸々であっという間に終わってしまったので、ここいらで渡米準備〜現地到着までのセットアップ雑多に振り返ってみます。
そんなの知ってるよという方も多いかもしれませんが、海外旅行くらいしか経験のなかった自分としてはかなり真新しい経験だったので記録してみます。
ビザ
今まで海外に長期滞在する機会がなく、「ビザ」という単語は知っていたのですが、なんなのかよくわかってませんでした。まあ旅行ではなく現地に長期滞在するためには必要なものなんだろうと。
とりあえず、留学する人は大概F-1ビザというものが必要らしく、それを手に入れるためには、学校からI-20と呼ばれる書式をもらう必要があるみたいです。
学校から書式をもらうというと国際郵便か何かで届けてもらうのかと思いきや、パスポートの写し等を学校のサイトにアップロードして、PDFをもらうという、デジタルな方法で全部済みました。
I-20を取得するために必要なのは、パスポートの写しとか財産の証明(学費とか生活費を賄えるか)の書類などで、自分が申請する時期が遅かったせいか、書類をアップロードしてから1週間くらいで発行してもらうことができました。
その後は、大使館に面接のアポをとって面接するだけです。面接と言っても窓口ですこし会話するだけで、数分で終わりました(学生ビザだったからかもしれませんが)。
申請に必要な書類が揃っていれば、I-20の申請からビザの発行まで1ヶ月くらいで終わりますが、なるべく早めにやっておくにこしたことはないです。
予防接種
コロナワクチンもそうですが、学校によっては予防接種が必要なところもあります。よくMMRと言われるもので、予防接種をしたことを病院に書いてもらってそれを学校に提出する必要があることがあります。
母子手帳などで既に予防接種済みであることが確認できる場合などは、追加の接種は不要になることもありますが、2回射たなければいけない場合は、それなりに時間がかかります。日比谷とか霞ヶ関にあるクリニックに行く方が多い印象です。
住居
学校の寮に住むと言う方が多いとは思いますが、学校によっては寮が古すぎて住めたもんじゃないという話も聞きますので、寮に入る場合はなるべく先輩から話を聞いておくことをお勧めします。
仮にオフキャンパスに住む場合は、自分で家を探す必要があります。現地のサイトで家を探している人もいますし、大都市であれば日系の不動産会社がいることもあるのでそちらで探す人もいます。なお、アメリカの物件は最低1年間の契約となる場合が多いので、LLMの場合は、結構期間が厳しいこともあります。
家具
日本から家具を送ることもできると思いますが、費用が嵩むのと、到着するまでに時間がかかるので、ある程度は現地で調達する必要があります。Amazonで調達することもできますし、TargetやBed & Bath Beyondというところもそれなりに品揃えがあります。日系だと、MUJI(無印)やAki-Home(ニトリ)があります。
携帯
自分は現地のMint Mobileというところで契約をしました。大手の携帯会社も他にありますが、安かったのと1週間の無料トライアルが良かったのでそのまま使いました。esim対応の携帯であれば、渡米前にセットアップすることができ、アメリカ上陸直後からネット・電話両方使えるので、とても助かりました。
銀行口座・クレカ
口座開設は、渡米後に現地の支店で開設する場合や、日本にいる間にユニオンバンクの口座を開設している場合もあるようです(UBは今後もできるのかよくわかりませんが)。口座開設の際は一般的にSSNが求められるのですが、留学生の場合はビザ等を見せれば特に問題なく開設できるみたいです。
他方で、アメリカのクレジットカードの場合はSSNがないと申し込めるのはあまり多くない印象です。有名どころではJALやANAのUSAカードをあらかじめ申し込んでおく方法があるみたいです。また、AMEXを日本で利用している人は、アメリカのAMEXも申し込めるのでそれもありだと思います(ただアメリカといえどAMEXで決済できないところも若干あるので注意が必要です)。
ざっくりこんなところですかね。初の海外(アメリカ)生活の自分にとっては大変なことも多かったですが、コロナ禍を経たからか、全体的にオンラインで済ませられることが多く、科学の力ってすげーって感じでした。
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