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日本酒のはなし-にわかのススメ-

特に酒好きというわけでも飲み会好きというわけでもなかった自分が気づいたら日本酒を飲むようになっていたというお話


日本酒を飲むようになったきっかけ

もともと飲み会自体があまり得意ではなく、酒も何を飲んだらいいのかがよくわからなかったので、好んで酒を飲むことはなかった。ある程度飲み会に参加していくうちにビールはすこし飲めるようになり、梅酒やハイボールも飲めるようになって、社会人として飲み会を乗り切れるくらいにはなった。それまでに日本酒を飲む機会も何度かあったが、あまりおいしいと思うこともなかった。

そんな自分だったが、とある研修に参加していたところ、その研修の講師の人が、日本酒好きの人達が集まる飲み会があるから参加しないかと研修の参加者に声をかけていた。丁度その頃の自分はコミュ力強化のために誘われた飲み会にはなるべく参加することにしていたので、とりあえず参加した。


超絶アウェーだった


考えてみれば当たり前のことだが、知っているのは誘ってくれた講師の人だけ、残り全員(30人弱)は初対面という状態。冷静に考えれば当たり前である。

しかし意外と何とかなった。理由はいくつかある。

①初対面の人が多いというのは割とお互い様だった

②酔えばあまり気にならない

③話題に困ればとりあえず日本酒の話題を振れば場が持つ

最初は知らない人ばかりでびくついていたが、最終的には楽しく飲むことができた。その結果、LINEグループに入って時々集まりに参加するようになった。また、日本酒が飲める店で一人飲みもするようになった。


日本酒の楽しみ方

そんなこんなで日本酒を飲むようになったが、別に詳しいわけではない。

飲んでておいしいと思うことは多いが、種類が多すぎて全然名前が覚えられない。有名どころの名前は覚えるが、店の日本酒のメニューを見ても知っている名前ばかりではない。しかし知っている酒ばかり飲んでいても新しいものには出会えない。

じゃあどうするか。


詳しい人に教えてもらえばいい。


日本酒が好きな人と一緒に飲みに行けば勝手においしい酒を選んでくれたり、なんなら自慢の酒を持ち込んできてくれる。もちろん、甘口とか辛口とか味の好みはあるので、全部が全部口に合うかは別問題だが、自分で選ぶよりはずっと確実である。

また、自分は一人で飲むことも多いが、そういう時はおとなしく店員に聞くとよい。大抵の店では店員に聞けばお薦めとか教えてくれるし、味の好みを伝えれば選んでくれたりもする(あくまで個人的な経験だが)。

新しい店を開拓するのもおすすめである。新しい店を開拓して今まで言ったことのない場所をうろうろするのも楽しい。ただ、訪れる店を選ぶのも一苦労であり、自分は飲み会のラインにたまに流れてくる店をメモして、時間のある時に一人で行ってみるというのをよくやっている。


自分は運よく日本酒に詳しい人達から情報が手に入れることができるという恵まれた環境にいるのであまり参考にならないかもしれないが、もし興味があるならとりあえず飲んでみたらいいのではないかと思う。飲んでるうちに楽しくなってくる(はず)。


おわりに

別に日本酒に限った話ではないが、趣味を持っていると楽しみが増える。個人的には日本酒を趣味にするのはそれ自体を楽しむこともできるし、副次的に知らない人と接する機会も増えるのでそういうのが得意な人にはお勧めである。肝臓と財布にだけはお気をつけて。



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