アニメ劇場先行上映から『アイドルマスター シャイニーカラーズ』にハマったオタク
※この記事は「noteシャニマス感想コンテスト」に参加しています。これを見ているプロデューサーの皆さんもぜひ投稿してください。わたしが読みたいので。
「なんばーわんっ!」の輝き、アイドルに“魅せられた”日
少なくとも1年前は、わたしは『アイドルマスター シャイニーカラーズ』というコンテンツに、というか「アイドルマスター」シリーズ全般に対して、ほとんど関心を示していなかった。その理由としてはやはりその規模の大きさがあり、その歴史があり、すなわちその「アイドルマスター」という生産者表示そのものに対する若干の抵抗感であった。その表示は既存ユーザーにとっての信頼の証であると同時に、新規ユーザーに対しては敷居の高さとなるのである。
では、なぜ突然この敷居を越えようと思ったのか。気まぐれで見ていた某バンドアニメがめちゃくちゃ良くて既存IPへの敷居が下がっていたこともあったのだが……
そう、アニメ『アイドルマスター シャイニーカラーズ』(「シャニアニ」)の、そしてその劇場先行上映の存在である。何を隠そうわたしは1クールに40本近くアニメを見るオタクであり、さらに言えば年間30回ほど映画館でアニメ映画を観るオタクである。それほど見て(観て)いれば当然予告も目に入るし、良いものは気になる。
ちなみに上記ツイート内で言及している「PPixel」についてはこの辺を参照していただければと思うが、どうやら「シャニアニ」ではまだ本格的には使っていなさそうな雰囲気(CGWORLD vol.308参照)。ちなみにその話を抜きにしても「シャニアニ」の制作について30ページにわたって大特集されている同誌は一見の価値があると思う。既に次の号が発売されているため書店で探すのは難しいと思われるが、電子版もあるし図書館等でも読めたりするので、3DCGアニメとしての「シャニアニ」が好きな方はぜひ。
多少話が逸れたが、そんなこんなでアニメが気になり、
(割と気合を入れて予約開始直後に)席を予約し、
映画館に足を運んだ。さてどうなったか?
まあ一番簡潔に言うと、4話の小宮果穂さんに焼かれて帰ってきた。この記事が4話の放送後に投稿されているのもそのためである。
なんというか、これまでも数々アイドルアニメというものは見てきたのだが、初めて「アイドルに“魅せられた”」という印象だった。これまでもストーリーが面白いとかキャラが可愛いとかそういうのはあったのだが、そういうものとは違う、それこそそこに憧れを見出した少女たちがアイドルを目指してしまうような衝撃がそこにはあって、たぶん「ハマる」ってこういうことなんだな、みたいな、そういうものを感じた。これが「アイドルマスター」なんだ、と。
まあ当然2章3章と劇場で観て、わたしは完全に「シャニアニ」のオタクになっていたのである。
本当に凄かった。少なくとも、わたしにとって忘れられない作品にはなったのである。第3章の新鮮な感想が下の伏せツイートに詳しく書いてあるが、ツイート内のリンク先には当然ながらまだTVアニメとしては放送されていない部分(9〜12話)のネタバレが含まれているので注意。
まあとにかく良かったのだ。2nd seasonも劇場先行上映があって、とても嬉しい。既に1枚ムビチケを買ったくらいには、楽しみにしている。
わたしの中で広がる世界、そして「シャニソン」のはじまり
「シャニアニ」にハマったわたしは、「シャニマス」と対峙する覚悟を決めて行動を開始する。
まず買ったのはこのシナリオブックで、映画館で『第1章』を観た2日後にはもう買ったのだが、イルミネーションスターズのシナリオを軽く読んだところで「これ映画で観たな!?」になったので、アニメを初見にしたい派の人間はそっ閉じした。のだが、アニメ(1st season範囲)には4ユニット16人しか出てこないことは把握していたので、後述の理由でストレイライト、ノクチル、シーズのシナリオは先に読むことにした。というわけでその3ユニットとのファーストコンタクトはこの本である。なんかこう、それぞれの関係性がね……良いよな……
そして11月14日、「シャニソン」こと『アイドルマスター シャイニーカラーズ Song for Prism』がリリースされた。シナリオブックを読んだ理由とはこのリセマラに際して事前に人員を把握しておきたかったためである。
この「シャニソン」を、わたしはまあまあ頑張ってプレイしているのだが、頑張って、といってもどう説明すべきかは微妙なところである。とりあえず毎日プレイしてはいるし、音ゲーが苦手な割にはライブもちゃんとプレイしているし、プロデュースも試行回数を増やして上振れを目指してはいる。あとはチャレンジツアーは実装されている分は全部☆3クリアしていたり、シーズンミッションも完走していたり、色々と。
まあ詳しいことはゲーム内の画面を見たほうが早いと思うので、気になる方は一時的にでもフレンド申請して見ていただければと思う(YDBXDX66W)。あとついでに招待コードも置いておくので新規さんはこちらも(XCDTMER24B7P)。ホーム画面左下バナー「友達紹介キャンペーン」から入力できますので……
ちなみにPNの甜凛大杜というのはお察しの通り大崎甜花さんと杜野凛世さんから来ているのだが(なんでこんな良い感じな名前になったかは自分でもよくわかっていないが良い感じなので気に入っている)、アニメ7話でこの2人が会釈をするシーンがわたしはめちゃくちゃ好きなので、これからはじめてご覧になる方も一度映画館で観ている方もぜひそこに注目してご覧いただきたく……
アイドルとしてはこの2人の他に郁田はるきさんが推せるな……になっていて、こういう子が好きというか、推せるんだよな……みたいな感じにはなっている。もちろん「シャニアニ」で最初に“魅せられた”小宮果穂さんも好き。やはりキャラクター数が(アイマスシリーズの中では少ないほうかもしれないが)多いので、誰もが第一印象だけでも誰かは必ず刺さるみたいな感じになっているのが良いし、第一印象で刺さらなかったキャラからもグサグサと刺されるので(語弊)、めちゃくちゃキャラが魅力的なコンテンツだな、とは思う。アイマスってすごいね。
「シャニソン」の話に戻るが、基本的には育成&リズムゲームとしてプレイすることがメインなので、アイドルごとのシナリオをちゃんとぜんぶ読んでいるわけではないのだが、当然プロデュース内でのシナリオは読むことになるので、そちらはしっかりと読んでいる。つい先日リリースされたノクチルのエピソード2でもアイドルとしての福丸小糸さんを見せられたわけだが、それも含めてなんかこう……めちゃくちゃアイドルをしてるな!? みたいなことが多い。流石アイドルマスターの名を冠しているだけはあるように思う。ちゃんと時間を作ってシナリオも読み込んでいきたい。
しかし、「シャニマス」ですごいのはアイドルだけではないのだ。
『事務的光空記録』がすごい、あるいは七草はづきという事務員がすごい
「シャニマス」の関連コンテンツで特筆すべきは、やはり「ジムシャニ」こと『アイドルマスター シャイニーカラーズ 事務的光空記録』ではないかと思う。283プロダクションの事務員である七草はづきさんを主人公として新たな視点で描く「シャニマス」の物語となっているが、正直「シャニマス」どうこうは関係なく、誰にでも読んでほしい漫画。
まあわたしがどうこう書くより1話を読んでもらったほうが早いと思うので、以下のリンクからぜひ。できれば同じく無料公開範囲である2話まで読んでほしい。(強欲)
こういう視点で「シャニマス」という作品を描くという選択肢が、公式側にあるというのが、また……良いんですよね……ありがたいことです。デカいコンテンツに感謝。
まだまだ可食部がある「シャニマス」というコンテンツ
さて、ここまで色々と紹介してきたわけだが、「シャニマス」というコンテンツにはまだまだわたしの触れていない部分がある。というかこれを書いている途中にも、「enza版やれ」という声は幾度となく、しっかりわたしの耳に届いている。手を出していない理由には色々あるが、まあしばらくは「シャニソン」メインで良いのかな、とも思う。なお身体が供給を求めたらその限りではない。まあ映画の入場者特典のコードとか6周年のタイミングとかで始めなかった時点で(ry
これを読んでいる、まだこの「シャニマス」というコンテンツをよく知らない人は、まずはアニメを見てほしい。割と既存ファン向けというよりは新規向けな感じもするので、入口としてはちょうどいいのではないかと思う。わたしがそうであったように。
アニメを見れば、きっと触れることができると思う。彼女たちの輝きに。
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