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悟空の映画は嫌いだった(2021.3.8)

昨日見た東海オンエアのyoutubeで、メンバーの1人がドラゴンボールZのブロリーの映画の最後のワンシーンが好きだと言ってて、気になったので見てみることにした。

ドラゴンボールの映画を見るのは8年ぶりくらい。その時見たのは『ドラゴンボールZ 神と神』という映画だった。

戦いがメインなんだけど終始平和な内容で、思ったんと違うと若干拍子抜けしたけど、一緒に見に行った当時の恋人と「なんかみんなが元気そうでよかったよね」「そうだね」と悟空たちとの久しぶりの再会を喜んだ記憶がある。

そもそも私は小学生の頃、ドラゴンボールの映画が好きじゃなかった。オンタイムで放送しているドラゴンボールの悟空より、映画の悟空は弱かったからだ。テレビではスーパーサイヤ人になったのに映画ではなってなかったり、テレビでは悲惨なフリーザ編なのに映画では平和な時間が流れていたり。当時の私はそのギャップについていけなかったのだ。

ドラゴンボールに夢中だった小学生から時が随分経って、私はアラフォーになったんだけど、今回見た『ドラゴンボール超 ブロリー』も結局「今も同じ仲間達と一緒にいて、悟空も相変わらず楽しそうでよかったな」という感想になった。

髪の色が黄色から赤、最終的に青になったり、見たことのない強さの設定に正しい反応ができなかったのだけど、フリーザが相変わらず身長を気にしていたり、ベジータが思ったよりブルマが好きだったり、ピッコロが出てきたり、仙豆に頼っていたり、ところどころホッとする場面もあった。戦いのシーンはかなりアップデートされてて、それもよかった。

そして最後のシーン。確かにすごくいい。私の知ってる孫悟空はカカロットを認めていないはずなのに、いつの間にかサイヤ人に誇りを持っていた。知らん間に悟空も色んな経験積んだんだなと、30年近い時の流れを感じた。

映像の感想だったり、製作者の意図を考察したり、俳優、声優の感想だったり、好きなシーンの感想だったり、どこにポイントを置くかは人それぞれだけど、私は登場人物に思いを馳せるタイプかもしれないなあ。この後どんな生活をしてるのかな、あの時どんな気持ちからそれを言ったのかな、元気に暮らしてるかな。これは勝手に元気に暮らしてることにすればいいんだけど。

そう考えると感想って正解も不正解もなくて、多種多様だから楽しいね!!

ちなみに一番好きなドラゴンボールZはスペシャルアニメの「たったひとりの最終決戦」だ。悟空が生まれる前後の話で主役はバーダック(悟空の父親)。今回見た映画にもバーダックが出てきたけど、「たったひとりの〜」の方のバーダックの方が生ぬるくなくて好き。

今回の日記、大して内容ないのに、何回か書き直してめちゃくちゃ時間かかったわ。


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