コストプッシュ型インフレにより、世界金融危機と日本の財政デフォルト・リスクは、高まってきた。
今回の金融危機の引き金は、物価上昇です。
物価上昇でも、金融危機は起きないことがあります。
それは、供給より需要が大きくなると起こる、デマンドプル型のインフレで、株価の暴落はありません。
今回の米国・EUの物価上昇は、コロナ危機からの1200兆円の通貨増発と、資源コモディティ上昇によるコストプッシュ型インフレです。
インフレが継続して、金利上昇となり、株価と国債の下落です。現状での米ナスダック(時価総額3000兆円)の30%下落を見ると、時間は切迫しています。
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