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ひとりでくらすこと

私は東京でひとり暮らしをしている。
元々出身が東京なので、実家も東京にあるんだけど。
わざわざ実家と同じ都市でひとり暮らしをしてる。

社会人になって2年目に差し掛かった時、会社に通うのにあまりにも遠くて睡眠が削られてしまっていたので、実家を出ることに決めた。
そのあとは会社の近くに2年住んで、今は違うところに住んで半年。
2年半しかひとり暮らししていないけど、私はもう一生実家には戻れないと思う。

それはやっぱり「1人が楽」ということがおおきい。
歌いながらご飯を食べても、たまにありえないくらい早く(または遅く)寝ても誰にも迷惑かけない。歌いながら食べるのはやめたほうがいいとは思うけど。
寄り道をしても、深夜に呼び出されて飲みにいってもいい。

ひとりでいると、「考える」ということも捗るし、泣きたい時に泣けばいい。
心配をかけるということもなくて、私は非常に居心地がいい。


そして、もうひとつ私が魅力に感じていることは、
「自分で自分を生かすことができる」ということ。

実家にいた頃は、衣食住全てが「家族」によって成り立っていたと思う。
黙っていてもご飯が出てきて、住むところはもちろんあって、生活費を少し入れていたとしても、ほとんどが家族ないし親によって準備されたもので
「生かされている」という感覚がすごくあった気がする。

ひとり暮らししている今は、お財布がちょっと寂しくなったとしても家賃を自分で払って、好きな家具を置いて、自分だけの住所がある。
食べ物も、自分が好きなものを食べれる。そして自分が用意しないと食べられない。
自分を生かしているのは自分だって感じられるから、私は家事の中で自炊が一番気に入っている。

たまにハメ外してポテチ食べちゃうこともあるけど、それも自分の責任。
すごく健康的な料理を作れた時はすごく嬉しいし、自分に食べさせるためだけに作るのは億劫だという人がいるけど、逆に自分で食べるためだけに作る料理が好き。

自分で自分で生かしてるからこそ、悩みも尽きないけど。
あとお財布に優しくないけど。

でも私はひとり暮らしが気に入っている。
自分で自分を生かして、自分に責任をとっていけるようになりたい。


ではまた。

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