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最近いただく相談で多くなっている「むくみ」

脚が全体的にむくむ、ふくらはぎあたりからむくむ、顔がむくみやすいなど、場所も状態も異なります。
今回は、むくみを東洋医学の視点から探って、その原因と対策について解説します。

むくみの原因について


むくみは、体内の余分な水分や老廃物が組織や器官の周りに溜まる現象です。主に足や手、顔などの末梢部位で起こり、痛みや運動制限を引き起こすこともあります。では、なぜむくみが起こるのでしょうか?

むくみの原因は様々であり、東洋医学では、気の滞りや血液の循環不良、体液のバランスの乱れなどが重要な要素とされています。ここでは、代表的な原因と対策をいくつかご紹介します。


気のめぐりの悪さ


気は東洋医学では体内のエネルギーの流れを司るものとされており、気の滞りはむくみの主な原因となります。

ストレスや疲労、不規則な生活習慣などが気の滞りを引き起こす可能性があります。

むくみを解消するには、リラックスしたり、適度な運動を行ったりして、気の流れを促すことが重要です。


血液のめぐりの悪さ


血液は東洋医学では「血 けつ」と呼びますが、体内を巡って栄養や酸素を運ぶ役割を果たしています。

血液の流れが滞ると余分な水分や老廃物が組織に溜まりやすくなります。

血行を改善するためには、適度な運動やマッサージ、温冷浴などを取り入れることが有効です。
また、食事面でも血液をサラサラにする効果のある食材を摂取することがおすすめです。

他の要因には、、

体液のバランスの乱れによるむくみです。体液のバランスが乱れると、余分な水分が体に留まりやすくなります。東洋医学では、体液のバランスを整えるために食事や漢方薬を活用することが一般的です。特に、食事では塩分摂取量を控え、利尿効果のある食材や緑茶を積極的に摂ることが重要です。


以上、むくみを東洋医学からみた原因と対策についてご紹介しました。むくみは、健康にも影響を与える可能性があるため、適切な対策を取ることが大切です。日常生活で気になるむくみがある方は、むくみの要因をみながらケアを進めていきましょう!

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