妊活ごはん　スイカは水分補給だけじゃないぜ！

せみ時雨、ひまわり、麦わら帽子、かき氷、そして、スイカは暑い夏の風物詩。

スイカの豊富な水分は私たちの乾いた喉を癒してくれます。

豊富なカリウムはナトリウムを排泄させてくれるので、血圧を下げ、利尿効果でむくみも改善してくれるんです。

へぇ～　それが、妊活におすすめする理由なの？

まあまあ、それはこれからお話いたしますね。

まずは、スイカの赤い色。

あの赤い色素にはβーカロテンとリコピンが豊富。

どちらにも、抗酸化作用があるのです。抗酸化作用で細胞の酸化作用を防ぐつまり卵子や精子の老化防止。

ならびに染色体異常を予防してくれます。

質の良い卵づくりには抗酸化は大事ですよね。

β－カロテンは体内でビタミンAにかわります。

ビタミンAは、妊娠初期には欠かせない栄養素です。

また、シトルリンやアルギニンといったアミノ酸も豊富です。

シトルリンは血管を拡張させ血液の流れを良くします。

アルギニンは疲労回復や免疫力をアップし、男性の精子の量を増やしたり、性欲減退をサポートします。

ねっ！すごいでしょ。

ただね。

スイカは体を冷やす効果が高いので食べ過ぎは妊活さんには注意が必要ですね。

追伸：スイカの皮に栄養が詰まっています。

きっと、みなさんは食べ終わったら皮はポイっと捨てておられることでしょう。

ということで、スイカの白い皮の部分を使ったお料理をご紹介しますね。

表紙の写真は、スイカの皮で作った漬物（ぬか漬け）です。

赤い部分を残すとちょっと甘くておいしいですよ。
糠床はスーパーやお漬物屋さんが売っているそのままつけることのできるものを購入しました。

硬い緑の表皮は包丁で切り落とします。

糠に1～2日つけて（今は日中暑いので冷蔵庫で保存）取り出します。

おいしいですよ♪

スイカの皮のきんぴら風炒め煮

スイカの皮をごま油で炒めます。
醤油と酒、味醂、砂糖を加えて水分がなくなるまで
煮てできあがり。

外の緑の皮はとっても硬いので私はとり忘れましたが
みなさんは、切り取ってお料理してくださいね。

もう少しスイカのシーズンがありそうなので
今度は豚肉とスイカの皮でスープをつくってみたいな。