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食べる!妊活 寒くてしょうがないから生姜の話します

今夜は 生姜(ショウガ)のお話しです。

皆さんのなかには、寒い季節にちなんでこの記事を書いたんだな・・・と、気づいておられる方もおられるでしょう。

そうなんです。皆さんもご存じのとおり生姜は体を温める食材ですよね。でも、生姜も目的で使い方を変えると、より効果得られるんです。


生姜は、世界中で香辛料としてお料理に使われています。

西洋ではクッキーなどのお菓子の香辛料としてやジンジャーエールとして飲み物に使われていますよね。
古くから中国では漢方薬として処方されています。皆さんもご存じの風邪のひき初めに効くと言われている「葛根湯」にも生姜が入っています。

生で食べる生姜の働き

生姜のジンゲロールという辛味成分は、生の生姜に多く含まれていて、末梢血管を広げ血行を良くする働きがあります。
末梢の血行がよくなり、体表面や手や足の先はポカポカします。発汗作用もあり、体幹の熱は発散されます。

風邪の引き初めにはおすすめです。

加熱して食べる生姜の働き

生姜を加熱や乾燥するとジンゲロールがショウガオールやジンゲロンに変化します。

ショウガオールは胃腸の壁を刺激して食欲増進、体の芯から温める働きがあり、ポカポカと温かい時間も長く続きます。冷えを改善したい人にはスープに入れたり煮込み料理に使うなど加熱して食べると良いですね。

抗酸化作用や殺菌作用もジンゲロールよりも強くなります。

ジンゲロンは血行を良くし、新陳代謝を促進します。殺菌作用も強くなります。腸の動きも助けてくれますよ。

生姜にはいろいろな酵素の構成成分になる「マンガン」や老廃物を尿酸に変えて排出する「モリブデン」というミネラルも豊富です。

皮にもポリフェノールがたくさん含まれているので、よく洗って皮のまま利用するのも良いですね。

赤ちゃんを授かる体づくりの基本は冷えの予防

ぞくぞくとして風邪かな?と思ったら生の生姜をおろしてカップに入れ、蜂蜜を加えてお湯を注いで生姜湯で。

冷え症さんならば、根菜やお肉とといっしょに煮物やスープにして食べましょう。

生姜の働きをの違いで調理の仕方を変えてみるのも良いですね。

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