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カレーの日 さば缶トマトカレーで妊活力UP!

どうして1月22日は「カレーの日」なの?

1月22日は「カレーの日」。1982年 社団法人全国学校栄養士協議会が、学校給食創立35周年を記念して全国の小中学校の児童約800万人の給食にカレーライスを出したことが由来のようです。

カレーは薬膳だ

カレーって子どもから大人まで大好きな人が多い、今では国民食の一つと言ってもいいですよね。カレーに使われているスパイスには香りの力とともに体を温めたり、食欲増進、消化吸収促進し、結果疲労回復効果が得られるものがたくさん含まれています。

クミン:温性 せり科 消化吸収を促進 腹痛、下痢の改善 エジプトのミイラの防腐剤にも使用されていましたよ。強い芳香があるので香りづけにも使用されています。

カルダモン:温性 ショウガ科 スパイスの女王 健胃・整腸作用 体の余分な水分排せつ 気の巡りを良くしてため息、つわり、胃もたれ改善 カルダモンの砂仁という種類は妊娠を安定させます。

シナモン:熱性 クスノキ科(桂皮 肉桂) 脾胃、腎を温めて気・血の巡りを良くします。ケイヒアルデヒドという成分が末梢血管を拡張するので手足の先まで血を巡らせます。女性の瘀血(ドロドロの血)を改善する桂枝茯苓丸という漢方薬にも使われています。体を温める作用は羊肉と並んで最も強いと言われています。私たちが知っている温める食材の生姜よりも強いということです。ひき肉を使ったカレーには多めに入れるといいそうですよ。

クローブ:温性 (丁子)丁香といって胃腸を温め消化吸収力を補う芳香性健胃薬(漢方薬)としても使われています。 生殖機能にも働きます。冷え、むくみ、下痢、不妊症、インポテンツの改善が期待されます。また、殺菌作用や軽い麻酔作用もあり歯痛薬の定番 「新今治水」にも使われています。これは、妊娠中でも安心して使えます。

ウコン:温性 (ターメリック)ウコンに含まれているクルクミンが肝臓の働きを強くするということで二日酔いを改善してくれることで、コンビニでも錠剤やドリンクで手に入りますよね。ちなみに「ウコンの力」はバーモンドカレーのハウス食品さんが商品化したものです。

その他 さまざまなスパイスがありますが書ききれないので話を進めますね。

カレーに含まれるスパイスには体を温め、気や血の巡りを良くしてくれるのでカレーは赤ちゃんを授かる力をつくるのにお勧めな料理ですね。中にいれる具材で季節や体調にあわせたカレーを作れます。

例えば、暑い夏には茄子や胡瓜、トマト、ズッキーニーや豆類などの具材を入れれば火照った体を冷やしたり、水分を補給してくれます。冬には、かぼちゃやゴボウ、ブロッコリー、かぶ、椎茸、舞茸、ほうれん草などを入れて体を温めたり滞りがちな巡りを良くしてくれたり、腎(生殖機能司る)の機能を補うこともいいでしょう。

さば缶トマトカレーで妊活力をアップしよう


青魚の代表である鯖。温性食材で飽和脂肪酸のEPAやDHAが豊富に含みます。血を補い、血をサラサラに巡りを良くしてくれます。また、イライラしたしたり憂鬱な気持ちを解消してくれます。

トマトは「夏の胃薬」と薬膳では言われています。胃の働きを助け、のどの渇きを癒してくれます。赤い色のリコピンは抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐので卵や精子の染色体異常の予防にもなりますね。トマトは体を冷やす働き(寒性)の食材。スパイスや鯖の体を温める食材が多いので、温めすぎを抑えてくれますね。

さば缶トマトカレーのレシピ 

S&B エスビー食品株式会社HP(3つのスパイスで作る!レンジでさば缶カレー)より参考にさせていただきました。

材料(2人分):鯖缶(水煮)1缶 玉ねぎ 1/2個 完熟トマトカット紙パック 1/2箱 おろししょうが 小さじ1 鶏がらスープの素 小さじ1/4 ターメリックパウダー 小さじ1 クミン 小さじ1 コリアンパウダー 小さじ1 オリーブオイル 大さじ1 甜菜糖 小さじ1 塩 小さじ1/4

作り方:①すべての材料を耐熱容器に入れよくまぜます。(鯖缶は汁ごと)        

②ラップをふんわりかけ、電子レンジで600W5分加熱してよく混ぜます。

③再び電子レンジで300w15分加熱し混ぜ合わせる。

④器にご飯を盛り、③のカレーをかけて出来上がり。

いかがでしたか?

カレーはコトコト煮込む料理だと思っていたのでちょっとビックリでしたが、わたしも作ってみたいと思いました。

カレーが大好きでおいしいからと言って、あまり嚙まずにパクパク食べると血糖値が急上昇してしまいます。

らっきょう漬けや福神漬けやサラダなどのサイドメニューを間に入れてゆっくりと、しっかりと嚙んでお召し上がりくださいね。








   








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