愛犬との別れは私にとってプラスだったのかもしれない
ここは不妊治療の経過や子供が欲しいという気持ちを綴るために開設したのですが、私にとって愛犬くんは子供のような存在でした。
そんな可愛い愛犬が12月末にお空に旅立ち、2月9日に4回目の胚盤胞移植をしました。
今回は不妊治療だけの話ではないのですが、治療と並行して愛犬くんの介護、彼の存在の大きさなど、ここでしか話が出来ない事があるので書き留めたく記事にします。
子供が欲しい気持ちと何か夢中になれるものが欲しくて犬を飼い始める
今から16年前に愛犬に一目ぼれして飼い始めました。
当時私は25歳で、早く結婚して子供が欲しいと願っていた。そんなタイミングで、結婚の夢はまだ遠そうだし、犬を飼うことを決めました。
実は私、若くしてママになるのが夢だったんです。20代で結婚して、子供が出来て、可愛い犬を飼って・・・。そんな夢を学生時代から描いていました。
まぁ学生時代~20代前半は大好きなバンドの追っかけをしていたので、ママになるところか出会いもなかったんですけどね。
大好きなバンドが解散して、時間を持て余すし、そして25歳の頃友達が犬を飼い始め、私の姉と妹が相次いで子宝に恵まれ。
だから私は子供が欲しい気持ちを紛らわすそんな軽い気持ちで犬を飼い始めました。
結婚をして愛犬も可愛く幸せに暮らしながらも子供が出来ない
29歳で結婚をしたのですが、子宝には恵まれず。しかし愛犬くんが子供のようで幸せでしたね。
でも子供が欲しい気持ちがあふれながらも挫折をしたり、犬がいればそれでいいそんなもやもやした気持ちを抱えながら10年の月日が過ぎ・・・
重い腰を上げて不妊治療を始めました。
検査や手術などで思ったように治療が進まず
このブログでも書いてるんですけど、不妊治療前に検査をしたり、採卵してから、子宮内膜ポリープの手術をしたので、胚盤胞移植をするまでに8か月くらいかかり焦りましたね。
そして胚盤胞移植を2回失敗。
愛犬くんはこの時15歳なんですけど、人間でいうと80歳くらい?おじいちゃんなんですよね。
でも見た目とか若いし、気づかなったんですけど、年を取ってたんですよね。
でもこの頃は治療の失敗と仕事やらで愛犬くんを少しかまってあげられてなかったなと反省してます。
転院しても採卵の失敗&愛犬の体調悪化で不妊治療をしてる意味が分からなくなってくる
3回の胚盤胞移植に失敗し、転院をしたのですが、2回の採卵の失敗で気持ちはボロボロ。
そして3回目の採卵準備期間中に愛犬くんの体調が悪化。
一命は取り留めたのですが、一秒でも離れたくない。
そんな中3時間くらい治療と通院で家を空ける。
この治療に意味はあるのか?今大切にしたいのは愛犬との時間なのに・・・
12月はこんな気持ちでいっぱいでした。
さらに愛犬の介護というと大げさですが、外出は控え24時間常に一緒にいる。
寝てる間に体調が悪化すると嫌なので、数時間ごとに起きたり、冬なので外は寒いけど散歩が好きな子だったので、ヒートショックにならないようにケアしたり・・・。
仕事や治療と並行して、愛犬の介護は精神的にも肉体的にも辛かったです。
愛犬との別れで得た安らぐ時間、睡眠と安静
愛犬の事が心配で去年の12月は睡眠不足と常に気を張って生活していたため、疲労困憊でした。
そして12月末に愛犬との別れで精神的にも辛い日が続きました。今も愛犬の事を思うと涙が止まりません。
しかし、愛犬との別れで私は睡眠と精神的な安らぎを得ました。
多分12月の精神状態では体もボロボロでダメだったでしょうね。
この先の事なんてわからないですが、子供が出来て、子育てというステップの中で愛犬の介護をしながらの両立は難しかったと思います。
この喜びは愛犬がくれたチャンスと幸せの形
愛犬くんは老化による旅立ちだったんですけど、私の精神状態を感じて、これから先ある未来のために、去年の12月末に旅立ったのかなと思います。
そして愛犬くんが旅立つ前にお願いした事があります。
「生まれ変わってママの子供になって欲しい」
陽性判定を貰いましたが、ちゃんと育つのか不安な毎日ですが、このチャンスを逃さないように、また愛犬が生まれ変わって会いに来てくれるのを楽しみに過ごしてます。
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