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推しカクテルをオーダーした話

このタイトルだと初めてオーダーしたかのようですが、何度もお世話になっております

こんにちは、四ッ谷アイノと申します

皆さん『推しカクテル』ってご存じですか?
なんじゃらほい?って思った方のために簡単に解説すると、
【推しのイメージでオーダーする、世界に一つだけのカクテル】です

言葉では説明しづらいので、写真を見ていただく方が良さそう?


最高of最高

こちらはつい先日オーダーした、私の推し、cosmic!!のJAM君【Twitter】のイメージカクテルです
JAM君の持つ、格好良さ、可愛さ、メンバーカラーの赤、身長が高いところ……などなど、私が好きなJAM君の推しどころがギュギュっと濃縮された、すんばらしいカクテルです。今思い出しても最高すぎる……

推しカクテルの良いところは、同じ推しをオーダーしても、人によって全く違うカクテルが出来上がってくるところ
「推しのどんなところに魅力を感じるか」は人によって千差万別。さらにカクテルを作ってくださるバーテンダーさんの解釈もそれぞれ。なのでその時々で全く違うカクテルが出来上がってくる

これってすごいことじゃないですか?

興味あるー!と思ってくださったならすごく嬉しいです。ぜひぜひ推しカクテルをオーダーしてみてください!

でも、具体的にどうやってオーダーすればいいの?
そう思ったあなたに。このnoteでは、イメージカクテルの魅力を存分にお伝えしつつ、初めての推しカクテル注文への後押しとなればと思って書いています。
順を追って書いていきますので、どうかお付き合いください

なお、こちらの記事で紹介しているバーは、大阪にある【BARBluewood】さんです

そのため、他店様では細かいルールやマナーなどが変わってくるかと思います
また、この記事の内容も、記事を公開した段階での話になってきますので、今後変わってくる場合があります。予めご了承ください
※文中の「現在」はすべて2022年9月上旬を表します

※BARBluewwoodさんのメニュー名は『イメージカクテル』となっていますが、ここではわかりやすく『推しカクテル』と表記しております。予めご了承ください

※予算は一人当たり3千円~4千円前後で考えておくと良さそうです

バーへ行く前に

来店予約をしよう

推しカクテルは提供されるまでに非常に時間のかかるメニューです
そりゃそうですよね、お客一人一人の細かい要望をくみ取って、世界にたった一つのカクテルを提供してくださるわけですから

なので必ず来店予約をしましょう
BARBuewoodさんのホームページから予約フォームに飛んで、予約が取れます(一か月前から!)
来店希望日時の予約状況に空きがあるかどうか、必ずカレンダーを確認の上で予約をしましょう

なお現在、予約が可能な時間は、
月~金:17時~/20時~(22時半閉店)
土・日:14時~/17時~/20時~(22時半閉店)
※すべて二時間半制
※アルコール提供の時間制限なし
定休日:水・木

となっています

また、人数についてですが、
※現在最大3名様まで
※4名様グループを2名様と2名様に分けてのご予約などはできません。

ご注意ください

(コスプレについては私は未経験なので、ここでは割愛いたします。ご了承ください)

予約フォームを入力するうえで、特に気を付けることは無いかな?と思っているのですが、
私はいつも、一番最後の『備考』に、「イメージカクテルをオーダー予定です」というような一文を添えて提出しています
二人以上での場合は、そのうち何人が推しカクテルをオーダーする予定なのかを記載しています。
例:二人で来店、二人ともが推しカクテルをオーダーする場合「二人ともイメージカクテルをオーダー予定です」

オーダー内容を決めておこう

無事来店予約が取れたら、いったいどの推しをオーダーするかを決めましょう!

当日、バーではオーダーシートを手書きで記入するのですが、書けるスペースと書く時間が限られています
なので来店時にあわてて書くと、「あ!あれを書こうと思っていたのに忘れていた!」「うわ、余計なこと書いちゃった、スペースが足りない!」
といった状況に、非常に良く陥ります(※経験談)

なので時間のある時にゆっくり、オーダーシートに書く内容を取捨選択して、スマホなどにメモしておきましょう

ちなみに、私が書いた実際のオーダーシートはこちらです
(※上記のJAM君のカクテルを注文した時のオーダーシートは、JAM君に対する私の偏見がすごすぎていろいろ誤解を招きそうな表現に溢れているため、代わりに私のオリジナルキャラクターをオーダーした時のものをお見せします。ご了承ください)

実はこれ、イメージカラーのところで曖昧に「暖色」とか書いてバーテンダーさんを大変困らせてしまったので、イメージカラーやモチーフは具体的に書きましょう!!!(自戒) 本当に申し訳ありませんでした……

……気を取り直して、上から順番に詳しく見ていきますね

作品名:
漫画やアニメの場合はその作品のタイトルを
三次元の推しの場合は、『グループ名(三次元アイドル)』
という風に記入します

キャラクター名:
推しのお名前を記入します。特に長いお名前の場合、あだ名を書いておくとそのあだ名でバーテンダーさんが呼んでくださるかも……?
(一度そういった経験があったのですが、ちょっと確証が持てないので曖昧な書き方でごめんなさい)

性別、年齢:
推しの年齢と性別を記入します(うっかり私は性別を書き忘れていますごめんなさい)
正確な年齢が分からない場合は「若者」「子供」という書き方で大丈夫だと思います……おそらく……私はいつもそうしているので……

イメージカラー:
メンバーカラーがある場合は表記しましょう!!
でもメンバーカラー以外にも「私はこの推しにはこういう色のイメージがある!」という色がある場合はそれを記入すると良いと思います!

イメージモチーフ:
犬系男子とかだったら、犬と書くとよいですね
ちなみに私はJAM君のイメージのところに「犬(本人は中型犬が良いと言っているが、どちらかというと人懐こい大型犬)」と書きました。そしたら文字数使いすぎて他のイメージモチーフがほとんど書けなくなりました

性格、キャラクターの好きなところ:
推しプレゼンスペースです。また、バーテンダーさんがカクテルを作る際に最も重視しておられるスペースでもあります

推しの好きなところを存分に書きましょう!

また、その際ですが、バーテンダーさんが良くおっしゃることがあります
「ウィキペディア丸写しの情報を書くのではなく、お客様がその人にどういった魅力を感じ、どういったところを推しているのかを中心にお書きください」
とのことです。曰く、ウィキに乗っている情報は誰が調べても出てくる事柄なので、わざわざオーダーシートを読まなくてもいい事柄だから

それよりは、その人が推しに対してどういうイメージを持っているかを大切にしてカクテルを提供したいということなのだと思います
なので、思う存分推しの好きなところを書きましょう(二回目)

ちなみに、私はほとんどの場合、推し一人のイメージカクテルを作っていただくのですが
コンビ・カップリング・トリオなど、複数人イメージのカクテルも作っていただけます!
その場合はオーダーシートを人数分縦に分割して、一枚に収めて書きます
ただ、人数が多くなってくるとその分一杯のカクテルにイメージを込めるのが難しくなるそうなので、多くても三人程度にとどめるのが良さそうです
もしくは、一人一人について詳細に書くのではなく、グループ全体のイメージで書くほうがいいかもしれません……?(経験がないので確証が持てないです、ごめんなさい)

あと、三次元の推しの場合はバーテンダーさんがご自身で画像を調べてくださるとのことなので必要がないとは思いますが、
特に自分のオリジナルキャラクターをオーダーする場合は、キャラクターのイラストなど見た目のイメージが分かるものをお見せする必要がある場合があります
なのでそちらの画像の用意もこの時点でしておくと良いですね

ヨキのイメージとして提出した画像。表情豊かな、おマヌケハクトウワシ

バーで気を付けること

来店時間について

当たり前の話ですが、遅刻は厳禁です
ですが、早く着きすぎるのも問題です

というのも、お店の場所の関係上、お店の前で時間まで待てるスペースが非常に限られており、場合によってはビル内の他のお店にご迷惑をかけてしまう恐れがあります
私は今回5分前を目安に行ったのですが、すでに待合スペースが埋まってしまっていて、一度お店を後にしました
なので、予約時間直前に行くのが良さそうです

カクテルが出来上がるまで

前述のオーダーシートを手書きで仕上げます。事前にメモしておいた内容を見ながらなら、そう苦労はしないと思われます

苦手な味を書く欄が上部にありますが、具体的に書いておくとバーテンダーさんも対応してくださりやすいです
私の場合、酸っぱい味は苦手だけれどレモンはむしろ好きなので、いつもそう書いています

なお、オーダーシートは提出してしまうと手元に残らないので、必要があれば提出前に写真を残しておきましょう!

オーダーシートを書きつつ、推しカクテルが出来上がるまでは最初の一杯として別のお酒や飲み物を飲みつつ、静かに待ちます
季節ごとにオリジナルのカクテルが飲めるのですが、それが本当にきれいでおいしいのでおすすめです

推しカクテルは出来上がるまでに非常に時間がかかります
そして、ほかのお客様がいらっしゃって、そのかたの推しカクテルが先に仕上がる場合もあります
バーテンダーさんはカクテルを提供してくださるとき、推しカクテルに込めたイメージを一つ一つ丁寧に解説してくださいます
なので、自分のカクテルがまだだからと言って、大きな声でおしゃべりをすることは、ほかのお客様が推しカクテルの解説を聞かれている時の邪魔してしまうことに繋がります
大きな声でのおしゃべりは控えましょう!

カクテルが出来上がったら

いよいよカクテルが出来上がったら、バーテンダーさんがそのカクテルに込めたイメージを一つ一つ丁寧に解説してくださいます

これが死ぬほど尊い……

自分が書いたオーダーシートを元に作ってくださった世界に一杯だけの特別なカクテルというだけでも尊いのに、バーテンダーさんの推しに対する解釈があまりにも解釈一致すぎてとんでもない

使用してくださったお酒、味、グラスに至るまで、推しのイメージで構成されたカクテル……すばらしい……

どのぐらい素晴らしいかというのは、こちらの例をお読みいただければ……上記オーダーシートの例で出した、私のオリジナルキャラクターのカクテルについてのバーテンダーさんの解説、そして実際私が飲んだ時の味の感想です

【カクテルの説明】
上部のお酒はイエーガーマイスターというハーブのお酒。お魚を獲ることが得意なので、狩人のようなイメージ(イエーガーはドイツ語で猟師の意味)
ハーブ感は強いけど口当たりが良く飲みやすい。【誇り高きハクトウワシ】なのにマヌケなところがあり親しみやすいところから

下に沈んでいるシロップはエルダーフラワー
花言葉は「愛らしさ」
コロコロよく変わる表情や、口調(だよ〜!)が可愛らしいところから
かなり甘いシロップなのでそういう意味でも可愛らしさを感じる

グラスについて
かなり重厚感のあるロックグラス。【誇り高きハクトウワシ】なので
でも中に入っているお酒そのものは甘くて飲みやすいので、グラスとお酒の落差で性格を表している
本人(本鷲)は「カッコイイ」と言われたいのに「かわいい」と言われてしまうギャップも表現

まぜずに飲むとスッキリした口当たりでカッコいい感じがするのに、混ぜて飲むとすごく甘い
混ぜることでマヌケな面や可愛い面が滲み出てくるところを表現した


【実際飲んだ味の感想】
混ぜずに飲む:
スッキリした口当たり。ハーブの爽やかさも感じてカッコイイかも?と思う

混ぜて飲む:
あっっっっまい!!!今まで飲んだお酒で一番甘い!
舌に残るペタッとした甘さ。これはおマヌケ!
でもだんだんその甘い味がクセになってきてゴクゴク飲んじゃった!

Twitter@A1N0_Y
実際に出来上がってきたカクテル


いやもう……
凄すぎません??天才ですか??
今思い出しても尊い……本当にありがとうございます……

カクテルについてのバーテンダーさんの尊すぎる解説についてですが、一点だけ注意点があります

録音、録画は禁止されています

なのでバーテンダーさんの解説は耳で覚えてください!
と言っても、普段推しとの接触イベントでレポを書いているオタクの皆さんには簡単ですよね!

ちなみに、解説が終わった後「あれ、これってどういうイメージでこうしてくださったんだっけ?」と思ったら、再度バーテンダーさんにお聞きできます!お優しい……
私もしょっちゅう説明しなおしていただいてます……
あとは、数人で行った時はみんなで「これってどうだったっけ?」って確認しあうのも良いかと思われます!

バーテンダーさんの解説を堪能したら、カクテルのお写真も撮りつつ、存分に味わいましょう!

その他について

複数人で行った場合、お酒が全部揃ったところで記念撮影を取るのも良いですね
同じアイドルグループで、仲間内で合わせてオーダーするのも楽しいです!

推しのアクキーやチェキなんかと一緒にお写真を撮るのも最高ですね……!

また、同じオーダーシートを提出しても、その時作ってくださったバーテンダーさんが以前の人と別人だった場合、まったく違うお酒が出来上がります
なので何度も同じオーダーシートで注文してみるのも面白いかもしれません


と、ここまで書いてみましたが……いかがでしたでしょうか?
伝わる文章になっていましたか……?

「ここ、もっと詳しく教えて!」という箇所がもしありましたら、下記お題箱までメッセージをください

お返事は【@negisasumata】でさせていただきます!

少しでもこの記事を読んで、推しカクテルに興味を持ってくださったなら幸いです

私も記事を書いていて、またBARBuewoodさんに行きたくなってきたので、そのうちまたお伺いしたいです

それでは、お読みくださりありがとうございました!


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