日記 2023.11.12(日)
日曜日の朝は9時に起きても、1番に目が覚めたかもと思うくらい静かだ。まだ何も始まっていない朝の雰囲気。冷たい空気。冬の朝は本当に気持ちがいい。
朝ごはん、今日は野菜ジュースにした。冷蔵庫に充実の野菜たちがある安心さを感じながら作った。グラノーラの瓶からかけらを取り出して食べた。やっぱり美味しいな。まいちゃんの干し柿、昨日はさっぱりとした甘さ控えめのあたご柿をひとつ食べたので、今日は西条柿を食べてみる。ねっとりと奥深い甘さ。干し柿というとこちらを想像する。干し柿も種類によって全く違った味わいになることをまいちゃんのおかげで知ることができた。自分が作ったものとまいちゃんが作ったもの。干し柿のヘタだって愛おしい。部屋の中がほっとあたたかく感じるのは気のせいではないだろう。
午前中は冷蔵庫の中の容器のことを考えていた。うちにある布の巾着を引っ張り出して数えてみる。結構あるぞ。瓶もそうだけれど、時々ゴミを拾って保管しておいて本当に良かった、心の底から思うことがある。
何度も取捨選択されるなかで残っていた瓶は、元グラフィックデザイナーの方が個人でやっておられるジャムやシロップが入れられていたものたちだ。フタがシルバーで形も面白いものがあり、何度も頼んでコツコツと集めた。ウイスキーのボトルのような瓶は一本しかなく1番気に入っていて、今はアップルサイダービネガーが入れられている。
この瓶はやや小さめなので、小分けにして台所の台の上に出しておくのに重宝する。おやつを入れるのに最適だ。
お昼ご飯は重宝していた泥付きごぼうを使い切ってきんぴらにして、わさび菜と木綿豆腐のサラダにした。きんぴらはしょうゆが少し効き過ぎた。しょうゆ麹を使えばよかったな。
午後から日課を半分進めてから、少し大きめの保存瓶と、コットンのメッシュバッグを探しに吉祥寺へ出かけた。キッチングッズが置いてあるお店へいくつも行ってみた。気になるものはあったけれど、なかなかテンションの上がるものに出会えず。結局持っているWECKのぽってりとした保存瓶をひとつ、買い足した。フタはシリコンのものが売っているのを初めて見つけ、ひとつ買ってみた。こちらの調子が良ければ、持っているWECKのフタを全てシリコンに変えてみよう。
コットンのメッシュバッグは探せなかった。ネットでは見かけたのでそちらを調べてみようを野菜を入れるメッシュバッグ、もし生地であるならば自分で手作りしても良さそうだ。プラスチックフリーにしようとすると楽しくてワクワクする。
無職になって、結果的にはよい経験となったと思うけれど大きなものや強いものの力に押しつぶされるような気持ちになった。そして、弱いものたちのことを考えるようになった。
今日は風がない分だけ昨日より暖かく感じる。それでも夕方はすごく冷える。フィルターを使わないフレンチプレスのコーヒーに興味が出てきたと同時に、美味しいコーヒーが飲みたくなり、気になっていたコーヒースタンドへ立ち寄った。時間を見ていなくて17時のcloseの時間を過ぎていた。すみませんと伝えると全然大丈夫と返してくださった。コーヒー豆を2種、100gずつ購入して、本日のコーヒーを1杯サービスしていただいた。店内と、コーヒー豆やテイクアウトを待つお客さんが何人かいらっしゃったので少しお待たせしますとおっしゃった。駅からすぐの場所で人がたくさん行き交う場所にあるこの店でベンチに座ってコーヒーを待つ。いくらでも待てます、というようなロケーションだった。先にサービスのコーヒーを受け取り冷えた手を温めた。浅煎りのコロンビアのコーヒーは、軽やかで飲みやすい。久しぶりにちゃんと淹れてもらったコーヒーを飲んだのもあって嬉しかった。
豆を受け取り井の頭公園へ向かった。すっかり暗くなった井の頭公園でコーヒーを飲みながらしばらく座って休んだ。当然なのだがコーヒーを飲んでいる間にカラダはすっかりと冷えきり、慌てて暖かいデパートへ入ってモンベルをみてお気に入りのスーパーへ。いくつか買いたいものリストはあったのだが、まだあるからなくなってからにしようといくつか思いとどまり、アガベシロップとキシリトール99%のミントタブレットを買って帰った。最寄駅では牛乳だけ買って帰宅。もう21時になりそうだ。
カバンから荷物を全て出し、所定の位置へ戻してからいそいそと夕飯を準備した。今日は鳥ささみのバターソテー。大好きなので何度も作っているがいつも何かしら入れ忘れる。今日は鳥ささみに片栗粉をふるのを忘れた。それでも自家製のバターと玉ねぎ麹を使って作ったバターソテーは美味しかった。片栗粉がないと、ぷるっとした柔らかい食感がないのだということにも気づいた。
お風呂に入って絵を描こう。今描いている絵は楽しい。描きたい気持ちが自然と机に向かわせる。
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