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3回目の再発。

2023年3月21日

本気の雨。
気温はそれほど低くもなく、風も穏やか。
大の苦手の雨だったけれど、
日中は外で、静かに過ごして。
いつもは、ゲートを開けると勢いよく家の中へダッシュするのに、ゆっくり入っていく…、それが珍しいねと。ちょっと不思議に思う。

2023年3月22日

曇り。
明け方4時ごろ、頻尿。
1度だけ怒責の姿勢をとる。
オシッコはそれほど気になるものでもなく。
日中は変わりなく過ごす。
しかし嫌な予感は拭えず。


2023年3月23日

雨。
再び朝4時〜怒責。
不安は的中し、終日、その姿勢を繰り返すようになる。
オシッコの量は少ない。
これまでの経験から、出血も時間の問題。
夕方、家畜診療所へ電話を入れ、明日朝の診察をお願いする。

2023年3月24日

曇り。
明け方、予想通り出血を確認。
午前6時半、家畜診療所へ行くためにクルマを準備するも、ハルちゃん、怒責姿勢からなかなか動けず、出発が予定より遅れる。
どうにか少しの遅刻で到着。

再び採血を試みるも、どうにも抵抗が激しく、震え始めて。
、、、諦める。

膀胱炎が長引いているのか、
子宮に異常があるのか、
尿道になにか化膿でもあるのか、

わからない、、、。

キノロン系の抗生剤、ステロイド、を注射してもらって。

牛用の飲み薬の抗生剤と、ニューキノロン系の注射を7本、預かって帰宅する。

夕方、愛知県のKo先生から電話をもらう。
経緯をメッセしていて、それを見て電話をくださったのだ。
やりとりで「実際にヤギを診ていないからなぁ」との言葉に、どこか近くでご存知の先生がいらっしゃったら…とお尋ねしてみる。
宮崎県の、M先生の電話番号を教えていただく。

2023年3月25日

ハルちゃん、昼すぎても起きず。
普段なら、私の後を追ってさっさと外へ出るのに、ずっと部屋で寝たまま。
よほどきついのだろうと思うが、14時ごろ、外へ連れ出し注射する。
注射の抵抗だけは相変わらずすごい力。
その後、畑にも行かず、ずっと家の敷地内で過ごす。
夕方様子を見に行くも、トイレがきれい。
敷地のどこにも排泄した形跡がなく。
好物のブロッコリーをとってくるも、全く食べない。
イタビカズラの実はよく食べたので、もうなんでもいいからと、食べられるものを食べさせて。
出血の量は減るどころか、徐々に増えてきた。
最悪の事態が脳裏をよぎる。
いや、今はただ、目の前のことに向かうしかない。

2023年3月26日、奇跡のリレーに続く


記録の写真

痛い時にとる「怒責」。出血がこれまでで一番濃い。イソジンカラー。


一晩中さすって、枕を共にして。何があっても後悔のないように。

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