見出し画像

那須川天心VSルイス・ロブレス戦の感想

那須川天心3戦目の感想である。

前回の記事で、天心の武器は「スピード」と「当て感」と書いたので今回もそこに注目して見ていた。

1,2ラウンドはお互い様子見でほぼ互角の展開。やや天心のクリーンヒットが多かったか。3ラウンドになり完全にペースを握った。特にボディへのパンチが効果的であった。井上尚弥などボディを得意としているボクサーはフックで相手のレバー(脇腹)を狙うことが多いが、天心の場合はストレート気味にストマック(鳩尾)に打っていた。天心がサウスポーだからかと思われるが、今後武器になっていくかもしれない。

結局、ご存知の通り3R終了時にロブレスが棄権したためTKO勝利となった。
天心も見ている我々も不完全燃焼だったのは否めないが、ボクシング転向3戦目で世界ランカー相手に堂々たる試合を見せてくれたので、タイトル挑戦も近いと思われる。

今回も「スピード」は相手を圧倒していたが、もう一つ。天心ってパンチを全然もらわないね。井上尚弥もそうだけど。


スポーツライター風の記事にしたかったので敬称略にしております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?