お父さんが。

毎朝、下の子を学校まで車で送っている。

甘やかしすぎかなとは思うけど、毎朝学校まで送ってさえ行けば楽しく学校生活を過ごしているようなので当分はこの生活を続けようと思う。

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登校中の車から、2歳くらいの子を抱っこしながら歩いて小学生に付き添っているお父さんを見かけた。

すると下の子が

「うちのお父さんもあんな感じでやさしかったらこんな風にならなかったのにね」とポツリと一言。

「お父さんはさ、”やだ!”とか”忙しい!”とかで、なにかと一緒にやってくれないじゃない?」

これにはそうだね、、としか答えようがなかった。

「あんな風に優しいお父さんだったらよかったのに」と。

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下の子は繊細だ。

クラスの子が叱られているだけで委縮してしまう。

元気でやんちゃに見せているのも、半分は本人の意思、でも半分は周りの人に心配をかけないためにやっているようだ。

元配偶者にも元配偶者の母にも「小学生になったら、距離を取っていかなくてはいけない」と言われ続けてきたが、ワタシの子どもたちはそのようなタイプではなく、いつも近くにいて抱きしめて、本人のタイミングでパッと離れていく。

こちらでタイミングは計ることができないから、パッと離れた瞬間は少し寂しいけれど、ワタシのもとで十分準備をしてから離れていくのでちょっとすがすがしい気持ちにもなる。

だから、おもいっきり甘やかせる。

これからやさしいお父さんになってくれるといいけど、きっと一生彼には伝わらない。

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