ノンバイナリーと子育て。

ワタシのこどもはノンバイナリーを自認している。
生まれたときの体の形に少しの違和感、社会で認識されている性別に違和感、性的役割分担に違和感、ファッションに違和感。
とにかくたくさんのことに違和感があるらしい。

もともと中性的な見た目の子だったし、性格も男女どちらからしいという感じではなく本人らしさを貫き通している。
しかし、二軸で考える人のほうが多いので男?女?とたびたび聞かれるらしい。
本人は聞かれても答えないし、相手が思う性別で認識してくれてかまわないと考えている。

ワタシは昭和生まれ。
女の子は女の子らしくの時代に育った。
が、学生時代にまわりに中性的な子や同性同士で恋人同士の子がたくさんおり、それが当然だと思って生きてきた。
子どもがノンバイナリーだという自認があると話してくれたときも「ふーん」としか思わず、ショックに思うこともなかった。
世間ではそんな感覚がまだ珍しいということを最近知り驚いた。

そんな親子なので、よく言う世間とは少しずれているかもしれない。
本人は本人らしく生きていってもらいたいと考えているので、ずれているかもしれないけど当面は修正する必要な無いと考えている。
いつか修正の必要があるかもしれないけど、それまではゆったりと今まで通り親子関係を築いていきたい。

#多様性を考える

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