恋愛運が良い？悪い？恋愛がうまくいかないのはなぜ？

この間の鑑定で「私は恋愛運が悪いですか？」と質問を受けました。今までに何度も受けたことがある質問でもあります。

恋愛について占う時のポイントは

• タイミング、出会いの問題

• 異性を魅了する魅力の問題

この二つがメインなのかな。
ただ、これはどちらも瞬間的な良い悪いで、これが優れているからと言って、長期的に恋愛がうまくいくとはならないです。

多少喧嘩をしても仲直りし、人生のステップを一緒に前に進めていく…
数年付き合った後に結婚し、子供を作り、老後を迎える…。

これがスムーズにいくのは、恋愛運が高いではなく、堅実性が高い、実行力実用性が高いことが大事かも。恋に浸かりすぎることがない。
ある程度の割り切りを持って、もしくは深追いしすぎない精神で淡々と前に進めていくことが求められますね。

逆に熱くてスイートでロマンチックな、心がキュッとなるような恋をしたい！求め求められたい！ってなると、長期での継続は難しく、関係には波があり、苦い、切ない気持ちになることも少なくない。

すごい大ヒットする恋愛映画、ドラマって最後、どちらか、もしくは双方が亡くなってしまうことも多く、盛り上がりと共に決定的な終わりも一緒についていることが多いです。

そういう大恋愛ができる、というのも才能です。なので、そういう経験ができることを恋愛運がいいと言うかもしれない。恋愛体質とも言うかな？恋愛体質って最近では「なかなか落ち着かない人」みたいにマイナスの意味で使われることが多いような気もするけど、都度都度熱くなれるのも良い性質の一つじゃないかな？振り返った時に、確実に人生が面白い。

「恋愛運が悪いですか？」って質問がある時は、恋愛がうまく行ってないと感じている時。

なぜ、恋愛がうまくいかないのか？

なんのために恋愛をするのか？

1. 個人の楽しみのため

2. 社会的ステータスのため

3. 自分を受け入れてくれる人を見つけるため

1が弱くて、2と3が強いと恋愛がうまく行きづらい。
2と3は強くリンクしていて、「私って何もないかも？」「私って無能かも？」「私って思ったよりすごくないかも？」って承認欲求に関する部分が弱っていると、ここを強く求める。

社会的なステータスのために恋人を持つ、とは？

• 恋人がいると、ちゃんと恋愛していると社会に馴染めている気がする

• 相手のスペック（容姿、地位等）が良いと自分の魅力も高いように周りに見える

• 恋人との定期的な予定・連絡があるとちゃんと付き合えている感がある

これは、本当は自分が何者であるかわからないから、本当の自分がわからなくて不安だから、相手を通して自分が何者であるかを証明しようとしてるんですよね。

で、相手のどこを見ているか…相手が社会的に見て、世間の評判的に、どういう人か？と言うことを気にしている。

相手の中身、感覚の部分を見てないことが多い。

そして、相手には周りに惑わされずに本当の自分（ダメな自分）を見てほしい、そして他の誰かにはない特別な魅力も見出してほしい！って思っている。

相手の状態はステータスだから面倒なことを言わずにいい人でいて欲しかったり、相手にも必要以上に本当のあなたを見せてもらうことを求めるかもしれない。

良い恋愛をするには「個人の楽しみを満たす」ことを最優先にすること。お互いの個人の楽しみが一緒だとうまくいきます。

個人の楽しみがわからないと、形が立派な恋愛でそれを誤魔化そうとしてしまう。

相手が個人の楽しみを満たしたい！ってタイプだと、あなたが物足りなくて離れて行ってしまう。

ステータスと自分を受け入れてほしい気持ちが強いタイプは実は多いから、それで恋愛が成り立つことは多々あるんだけど、バランスが崩れるとすぐにモラハラに発展してしまう。

いい恋愛をするには「個人の楽しみを増やす」ことが大事で、個人の楽しみを増やすには、まずは目の前で起こっていることに自分がどう感じているか？をしっかり知ること。意外と自分で感じていることと違うことを頭で感じようとしてたりするのです。

みんなが笑っている時は、本当は面白くなくても笑わないと！とか。

ここら辺は西洋占星術の月の状態、幼少期の経験が大きく関係しているかな。なので、昔の自分を振り返りつつ、正しい感じ方を学んでいくことが大事です。（そこらへんの話はまた追々）

恋愛ってメディアから誰もがして当然のことと思わされているけれど、良い恋愛はできたらラッキーなものです。誰しもがそう簡単にできるものではない。年収1,000万円いったらラッキー、それと同じくらいラッキー。

今できていたら、やったね！相手に感謝しましょう。
できてなくても、大丈夫。できたらすごいラッキー、と思って前向きにいきましょう。

そして「私恋愛運悪いなぁ」って想う人は「私はそもそも恋愛に何を求めてるんだっけ？」って改めて考えてみると良いですね。