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2カ月遅れのお彼岸

  毎晩、何回も夢を見ている。夜10時か11時頃に寝て朝6時か7時頃に起きるが、夜中に2度か3度目夢を見ながら目を覚ます。勿論、朝起きる時も夢を見ている。一晩で3回か4回夢を見ているから、意識としては、寝ている間、ずっと夢を見ている。
 
 夢の中身は朝起きて数秒で忘れてしまうが、夢を見ながらこれは夢だと意識しているから、深刻ではないし、浮かれたものでもない。前に読んだ誰かの随筆で、朝起きて直ぐに見た夢の内容をメモして、メモを溜めて夢日記を書くとのこと。今朝、それを見習ってみようと、朝起きた時に見ていた夢を頭にメモしてみた。断片的でストーリーとしては意味不明だが、断片的に覚えている。
 
 かつて、30代のころ、大手の鉄鋼会社の製鉄所で工場建設に従事していた。大径継目無管工場の建設を担当していた時、上司の経験不足もあり、過大な職務を背負わされて連日会社に泊まり込んで苦労していた。所の幹部(所長、副所長)の会議で、某副所長が、自分が大径継目無管工場建設を直接担当すると言い出した。所長が了解して具体的な組織体勢を決める・・・・そのあたりで目が覚めた。
 
 ありえない話だし、時代も前後数年間分が錯綜している。夢に出てきた副所長は私が苦労している時に何度か現場に来て、直接声をかけてくれた人だった。私より10数年上の方で、かなり前に亡くなられている。今日は11月27日、2か月程遅れのお彼岸だったのかもしれない

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