2016年高校野球秋季奈良県大会 1回戦 奈良大付 対 天理

奈良大付 5-2 天理

前半
後半

奈良は2013年に桜井高校が甲子園に出るまで43年間、天理・智弁・郡山の3強が甲子園に出続けてきた。
もっといえば、私立2強、稀に勝負になる公立が1校、という状況が、公立の雄が入れ替わっただけで、私立2強プラスワンの体制に変わりはなかったのだが。

近年、そこに割って入る私立の雄が奈良大付。
私立3強に1校割って入るベスト4、というのが、現在の奈良の高校野球の体制となっている。

つまり、秋の県大会はシードなしのため、いきなり1回戦からベスト4クラスの対戦が組まれていたのだ。

旅行の日程のなかで、大阪府大会か奈良県大会か、どちらも1~2回戦を見に行けるということで、迷うことなくこの好カードを見ることにした。

そして、アップセット、というか、伝統校が新興校に負ける結末となったが、春の大会でも、奈良大付は天理を準決勝で下している。
昨夏は逆に奈良大付が天理に敗れたが、この世代は奈良大付>天理、ということだろうか。

この試合で一応見ておけてよかった、というのが、奈良大付の大西健太投手。
この試合もプロ5球団が視察に来ていたようだ。