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脳に焼き付く成功体験

 GWの3大会連続ラッシュを終えました。一週間の間にマエスマTOP・西武撃・篝火を消化する過密さ、後にも先にもないかもしれません。だからこそハードなスケジュールでも参加したかった。今を逃して同じシーンが用意されている保障はないので。マエスマTOPは33th/512、山を一つ乗り越えてはいるものの、凡庸な順位に着地。強い人に勝つ奴が強いのではなく勝ちを積み重ねられる人こそ真に強い、大会とはそういうものでしょう。西武撃は17th/192、安定と取るか変化のない順位と取るべきか、時々によって正しい選択は変わるでしょうが。篝火はRound2敗退129th/769、何物でもない傷だけを負った結果でしょうか。長い事スマブラを続けているので、結果が振るわなくなった事によってが衰えと引き際を考える人を時折見かけます。結果なのか、熱量なのか何をもって区切りとするかは人によって違いますが、いつかピリオドを打つ必要があるとは思う。
 大会に参加する理由は何だったろうか。がくとは大会で対戦していると湧き出るひりつきが最近薄いと頭を悩ませていた。スマブラXで予選を通ったり通らなかったりする頃からずっとあった高揚と緊張感、それは結果いかんに変わらず確かにあったはず。それが最近では高順位だろうが、高順位後に結果が振るわないときがあってもひりつかなくなってしまったと。この衝動が無くなったらそここそが引き際なのかもしれない、スマブラの大会に出場する事は見返りも誰に頼まれたわけでもなくこの衝動の赴きに任せてきたのだから。なのでぼちぼち長く付き合ってきた知人が去ってしまう寂しさをまた味わうかと思ってましたが、この前がくとに聞いたら感覚が戻ってきたよう、良かった~。
 戦いの高揚なのか羨望なのかそれとも快楽か、例えそれが何かわからなくても心を突き動かすものは透き通っていて輝かしい。自分を鼓舞できるのもここで終わらせるのもどこまでいっても自分にしかできないのだったらこの衝動が消え失せてしまうまでは歩き続けようかなと思います、ねじが切れるまで。元気!
 大会を総括すると篝火の敗退はマエスマTOPからつながってたように思います。マエスマTOPの時にロンさんから一勝してるのですが、引き気味になっていた隙をついて攻める事を中心として勝ちを拾えたように思います。試合から情報を拾って効果的な行動に変えたことは良かったと思いますが、まずいのはここから。攻めを色濃くした事で得られた強者からの一勝という誤った快楽を摂取した脳味噌は、西武撃~篝火で対戦相手に依らず前寄りに動くことが不必要に多くなってしまったように思います。トーナメントのどこと並べても一勝は一勝でそれ以上でも以下でもないのだから。
 人は安心が何より第一なので安定や絶対解を求めたがる。縋り付く先を見つけたら拠り所としていつでも中心に据えたがる、なぜなら安心したいので。絶対解がある数式や定義された問題なら万事解決ですがこれは対戦ゲーム。人によって寄る辺が違うのだから答えは十人十色、それでも壊れた脳味噌は安心を貫くためにいつまでたっても過去の成功体験に縋ってしまう。目の前の失敗を受け止めと成功に変化させる事が対戦では大事なんですけどね。脳味噌の修復を速やかに行って同じ事が無いように、安定に縋るのはやめよう。
 Sunsister主催の心剣リーグもありますがひと段落ついたので前から決めてたミェンミェンの改修に着手しようと思います。リリース初期には手ごたえを感じていたものの、それ以降は成長が停止し自信が乏しく登板回数も減らしていました。ただ大会中ミェンミェン登板に色濃く理由が付く場面が多く、またバナムさんなど異なる進展・発想を見せる人が多いので参考にしながらまた大会で自信をもって出せるように工夫していきます。

という事を配信で続けようと思うので良ければ見に来てください
https://www.twitch.tv/ninetailmao

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