11-3 10日目のおもひで
前回までのあらすじ
VR人見知りが判明
何にだって終わりはあるものさ
今日でついに私立VRC学園11期の最後の授業だ。
長いようで短かった、でもやっぱり長かったかもしれないし短いかもしれなかった2週間、自分と同じ生徒の皆は悔いのない生活は遅れただろうか。
前回も似たようなことを言った気がするな。
これを書いているのは卒業式当日の日中。
いつもは面白おかしく書こうと努めているが、今日は流石にしんみりした内容になりかねない。いつもより短めに終わらせよう(努力目標)
今日の授業は、というかどんな講師かは覚えていた。
二人目のガイコツ先生だ。一人目のガイコツ先生であるkuromanji先生が言っていた、CaminariLei先生である。
授業前
Discordにて、アクリス先生から「教室インスタンスひらきました」と連絡がある。そろそろリクインを飛ばすかな、とフレンド欄を見るとおかしいことに気づく。教室インスタンスにいると思しきクラスメイト達のアイコンの大半が「ジェネリック・ムクロー」になっていたのだ。
「みんなやってんな」と思い、先手を取り以前kuromanji先生からラーニングしていたムクローに着替え、リクインを飛ばす。
とんだ先は、寺子屋っぽい和の落ち着いた雰囲気のする教室で、案の定ムクローに満ち溢れていた。
ムクローは三度笠や袖が意外と場所を取り、しかも身長も高いため教室がすごく狭く感じる。そのため省スペース、かわいい目のdesu-kunも用意されていた。ムクローの方が気にいっているので、そのままで授業を受ける。当然席は最後列だ。
授業
今日の授業は「VRCはもちろん現実でも使える色彩とコーディネイト入門」
講師は前述した「おしゃれな方のガイコツ」であるCaminariLei先生だ。
色彩といえば、実はわたくし、多少の知識がある。資格までは持っていないが仕事柄多少の知識が必要だったため学んでいたが、このあたりの知識を使う業務とはだいぶ離れてしまっていた。知識の復習・補強という意味でも本当にありがたかった。
色相・明度・彩度という基本的な色の構成要素から始まり、暖色・寒色や補色のコントラスト、色のイメージなど昔学んだ知識が思い出されていく。色のイメージといえば、その色から連想される要素は世界共通ではない、というのが非常に盲点だった。緑って欧州では醜いイメージだったのか!確かに洋ゲーとかで緑色はあまり良い感じに使われていないな・・・最近Warhammerのゲームやらなんやらやっていたので、なんとなくイメージがつく。よくわからない光る液体とか体液とか緑だったな・・・これは面白いな!
そしてカラー比率からコーディネートへ。持っていた知識を実際に活用はできていなかったので、この辺りはかなり学ぶことが多い。特にイエローベース・ブルーベースという考え方は初めて知ったので、これは特に覚えておかねば。ただしイエベ・ブルベを見分けるの結構難しいな、ちょっとこれは復習しよう。
ちなみにカラー比率といえば、自分の使っているアバターのカラー比率は、
ベース:ブラック
イメージカラー:ホワイト
アクセントカラー:レッド
である。そう、これはいわゆる「中二病が選びがちカラー」である。黒を中心とした無彩色に血のように赤いレッドを添える。みんなやったでしょ?アーマードコアとかやると機体カラーだいたいこんな色になるでしょ?なるよね?
ちなみにこれにゴールドを指すとかなり強くなる(個人の感想)。そして自分のアバターの瞳の色は・・・
そして久々な気がする座学からのグループワーク。
色群を見てイメージされる四季を選ぶ。一見するとトーンや色相の微細な差に見えるぞ・・・色名で多少の判別はできるが、色名隠されたら正解できる自信がない・・・
そんなこんなで授業終了
復習できたことを含め、非常に実用的で身になる知識を教えてもらえる授業だった。まだまだ学ぶことが多い、知識が足りていないと再認識させられた。先生のシンプルなガイコツアバターから感じるおしゃれさも、的確な色選びによるものなのだろう。骨の色も微妙に変えていると言っていたし。
今後、自分専用のアバターを一から作ろうと思っているので、この授業で学んだことを生かして作っていこう。
放課後パターゴルフ
放課後はアクリス先生の「みんなのパターさばきが見たい」という発案でパターゴルフをできるワールドへ。
そして問題発生、インスタンス人数オーバー。昨日の2組との合同時も発生していたが、インスタンスから人があふれるという現象そのものにあったことがほぼないため、新鮮だ。クラスを分けてそれぞれ開始。
VRでプレイする場合、操作感や動きを含め、本当にパターゴルフをしているっぽく感じる。これ楽しいな。自分みたいに本物っぽく両手を使う人な片手で軽くはじく人などプレイスタイルは様々だ。
写真を撮っていたら、3ホールくらい差をつけられていることに気づく。撮影もそこそこに急いで真面目にプレイして追いかける。とはいえ、ゴルフ経験なんてほぼないし、操作感は本物っぽいけどコースのステージギミックはゲームライクで鬼畜だ。当然沼って打数が増える。くやしい。
結局沼スポットで無事沼った自分は無事打数を伸ばし、結果的には中間くらいの順位に落ち着いた。
後でTwitterを見て知ったのだが、別インスタンスでやっていたアクリス先生の結果がぶっちぎりトップだった。発案者!!
次は音ゲーワールドであるRESOARK 4へ。
あ、ここはリアル友人が来た時にやろうと思って塩漬けにした結果、完璧に行き忘れていたワールドだ。ようやくこれた・・・!
遊び方を聞く限り、VR音ゲーはBEAT SABERやUDON SABERくらいしかしたことがないが直感的に遊べそうだ。
というかここ、ゲーム性以前にワールドとしてすごく良い。一見廃工場のように見えて、電気がつき、ホログラムのUIが浮かび上がってくる。これだけで来た価値がある。そして楽曲もすごくかっこいい。世界観が好みだ。
経験者のcanan先生のアドバイスの元、みんな続々とプレイしていく。
え、自分以外に初見の人何人もいるはずなのにみんなうまくない?どういうこと?人間性能?
リザルト画面でプレイヤーの顔がアップで写るため、割り込んで映り込む遊びができる。こういうの好き。いろんなゲームでやるよね。
もっと遊びたかったが、外付けバッテリーの充電が尽きたので撤収。ここまた遊びにこよう!
終わりに
最後のその日まで、学ぶことがあり、楽しいことがあった。
もう終わりだなんて、信じられない。
今日卒業だ。
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