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DMMの最強牝馬

2020年産駒は、牝馬を購入したいと考えていた。

私には漠然とした理想の馬の形があって、それに近い馬を探していたが、セレクトセールのカタログを見ていたら、どうしても牡馬ばかり選んでしまう。

良く考えると、牡馬と牝馬の区別なく形だけで選んでいた。
アーモンドアイを見て、牝馬もガチムチが良いものだと思っていたが、牝馬ならば牝馬なりの理想形を見つけなくてはいけないのではないか。

その時にDMM最強牝馬を思い出す。
ラヴズオンリーユー

募集時の馬体を見て驚いた。
細い?

だが美しい。

これだ。
この形を理想形としよう。

改めて牝馬に絞ってセレクトセールのカタログを見直す。

そして見つけた。

ストラスペイ2020

そして運命的な事にその馬をDMMが落札。

しかし

募集が開始される前に夢を見てしまい2020年産駒は既に購入してしまった。

少し熊癖がある、とか
芝もダートも行ける、とか

そんな言葉を理由に購入を我慢するつもりだった私に

スペシャルムービーが追い打ちをかける。

「クラシックを走ってほしい」

ラヴズオンリーユーのようなしなやかで美しい馬体で、オークスの舞台を駆け抜ける彼女の姿を妄想する。

余りにも小さければ、購入しないぞと思っていたのに、次の動画では20kgも大きくなっていると聞く。

7月の動画では気性のこともあるので、馴致、鞍の馴致はゆっくり時間をかけてと聞いたが、既に鞍の受け入れも問題なかったと言う。

そして更に、販売日当日の動画公開が決め手となった。

ブヒブヒブヒーと雄叫びをあげながら、必死で友の元へ走る彼女が可愛くて仕方なくなる。

カウントダウンを待つつもりだったはずなのに。

流星のない可愛いおでこを出して走る彼女がポンパドールの元気な少女にしか見えなくなる。

この娘との夢が始まった。

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