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子育て楽しい?子育て、仕事と家庭、そして、私の時間は?

ワーキングマザーにとって、仕事や子育ての両立、そして、家事、プラス、自分の時間を作ることはほんとに永遠の課題。

そして、子どもたちの性格や、それぞれの家庭のあり方の違いもあるので、これがベストと言える解決方法はないのかもしれなかったりで… 

「え~~じゃ~どうしたらいいの?」

とどうしていいのかわからず、それでも、仕事も子育ても、他のことも続く...という25年程だった。

主人も私も共稼ぎの子育て。主人も私も実家は遠いし、25年程前はまだまだワーキングマザーがまだ一般的ではなかったり、ベビーシッターサービスもあまりなく、ベビーシッターを使用すること自体がまだ特別感があった。保育園の延長保育が取れない場合のサポートも少なかったし、病児保育などもなかった。

産休中は、少しは運動がしたくても、その頃は、私が運動している間子どもを預かってくれるサービスがあるジムもなかった。産休が終わって、保育園に子どもを預けて仕事に戻ったが、子どもをお迎えに行った後はごはんを食べさせて、主人が子ども達をお風呂に入れてるうちに、洗濯したり、ごはんの片づけしたり、明日の準備。ベルトコンベアーのように、次から次へ進め、ベッドに入る。寝る時は決まって、私が子ども達に絵本を読んでいた。でも、寝てしまうのは本を読んでる私の方。読んでいるうちに寝てしまって、子ども達に起こされる。それを何度か繰り返しているうちに子ども達と一緒に寝てしまい朝が来た。

これではまったく、私の時間がない。なので、夜は子ども達と一緒に早く寝て、朝早く起きて自分の時間とした。5時起きで散歩したり、本を読んだり、仕事したり。主人や子ども達が起きるまでは私の時間だった。そして、電車などの移動中やあらゆる隙間時間に、短い時間でもできるあらゆる準備をしながら出かけたりして、隙間時間も有効に使ってた。

そして、週末。週末に家の掃除を...となると主人がするか、私がするか、喧嘩になるので、家の掃除は家政婦さんにお願いした。週に2回、近所でやっていた家政婦派遣にお願いした。これもラッキーだったのがとても素敵な年配の女性の方が担当になって頂けて、その方に11年程お掃除をお願いしていた。

毎週コープの宅配もお願いして、買い物の時間も極力減らした。子ども達のお洋服やシューズなどもお下がりを頂き、我が家も子ども達が大きくなって着れなくなった服がでたら他へ譲る。アパートの大家さんの娘さんにベビーシッターを緊急時はお願いしたり、綱渡りの子育て!

救いだったのが、息子が産まれた2年後の娘の産休の頃には私の働いている会社でリモートワークが少しづつ可能になったことだった。今でこそ、リモートワークは当たり前だったりですが、私がリモートワークを開始したのは20年以上も前。この環境がなかったら、子育てはかなり難しいものだったな。

リモートワークのお陰で、子ども達が病気でお休みの時はもちろん、保育園からの急なお呼び出しの時も仕事の状況が許せば、お迎えに行ってから家から仕事。

ただ、朝早くから北米の時間に合わせてのリモートミーティング、夕方になってくるとヨーロッパが起きてきて夜のリモートミーティングもあり。24時間働く訳にもいかないので、その日の海外とのミーティング時間によって、日中、家のことをしたり、休憩したり。在宅できたことで仕事も続けられたけれど、逆に子育てや家のこともしながら、フルフル、仕事でも、子育て、家事でも常にマルチタスクで仕事をしていた。仕事自体恵まれていて、楽しかったのがとてもラッキーだった。

平日、家政婦さんにお掃除してもらうので、週末は丸々家族の時間。とはいえ、子ども達中心の時間。息子が喘息だったせいもあり、息子も娘も3才になる頃から、土曜日は午前中水泳教室。主人が車で送ってくれて、私はPCを持って行って、プールの上にある観客席から子ども達のスイミングを見ながら、仕事をしてた。お昼になると主人が迎えに来てくれて、皆で近くのレストランでランチ。午後は公園に行ったり、子ども達のお友達と一緒に遊んだり。日曜は子どもがボーイスカウトの行事に参加したり、どこかでお祭りがあれば家族で出かけたり、子ども達が楽しくて遊べるイベント探してワイワイ。

結局、子ども達だけで何かをするというは難しくて、主人か、私が傍にいる必要があった。

であれば、逆に、主人も私も子ども達と一緒に、子ども達以上に遊んで楽しんでしまおうとなった。もちろん、自分の時間がないというのは悶々とすることもあったけど、子ども達は少しずつ大きくなっていき、これは一生続く訳ではない。

下の娘が3歳になった頃から、ママ友の開催したキャンプに行き始め、我が家ではキャンプがブームになった。車がバンだったので、車の後ろにテントやキャンプセットを常時積んでいて、ふっと土日に秩父に行ったり、アスレチックがあったり、川があったり、動物と触れ合えるキャンプ場にいったり。冬は複数のママ友家族とスキー。子ども達はスキー教室に突っ込んで、大人は大人だけでスキーを楽しむ。夜は大部屋で子ども達を放し飼いにして、パパたちが監視役。ママたちは別の部屋でおしゃべり。(笑)そのうち、家族4人でもスキーに行ったり。そのうち、子ども達だけでスキーキャンプに行ける年齢になり、海外のディキャンプ、そして、サマーキャンプへの参加。中学を卒業する前に息子はカナダへ留学。私の海外勤務ので残りの家族はシンガポールへしばしお引越し。娘が高校になり東京にもどったが、その後は息子も娘もそれぞれ海外の大学へ。


子ども達が小さい時は、主人も私も子育てをしながらフルタイムで仕事をするというこの忙しさが永遠の続くのか…と思われた。それ程大変だった子育ても、子どもが年長さんになったり、小学校に入学、そして、小学校高学年になったりと、段階的にちょっとづつ、ちょっとづつ、その大変さも変わっていった。中学に入学する頃には、両親と一緒にいることよりも、お友達と一緒にいる方良くなって、あれあれあれ…!? ムギュムギュと、私から離れなかった娘も息子も、もう私のことは眼中になかったり。

仕事と子育てとうまく両立ができたか?というと何とも返事ができない。ただ、一つ言えることは主人も私も仕事にも子育てにも、子ども達と遊ぶことにも一生懸命だった。子ども達が小さい時は、主人も私もなかなか自分の時間がとれず悶々としたものだったが、子ども達は少しずつ親よりお友達と一緒にいる方がいい...ってなる頃まで、毎週末+毎年海外に出かけたり、目いっぱい子ども達と一緒に遊んだ。

子ども達よりも、主人と私が楽しんでいたこともあったのだろうなぁ。たくさんのアウトドアの思い出、家族スキー、毎年行ったサイパン、ハワイのサマーキャンプ、ボーイスカウトのイベントに、海外でのダンスコンテスト、シンガポールに住んだ思い出。もう戻ってはこないあの時期、ほんとにあの時子ども達とたくさん遊んでよかったなぁ~。

たくさんの想い出をありがとう~!

写真:3月のアンナプルナトレッキングで撮ったフィッシュテール山
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