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としまえん跡地のハリー・ポッターの施設に行った話

こんにちは、社内ニートのninaです。
今日は「ワーナーブラザーズスタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」に行った話をしたいと思います。

めちゃくちゃ写真をいっぱい撮りました。楽しかった~!
ひととおり体験して、見て、遊んで、食べたので、レポしていきたいと思います。


施設説明

概要

としまえんの跡地にできた、ハリーポッターの世界を体験できる施設です。
遊園地とかではなくて、現実世界でどのようにリアリティのある魔法を表現したか、に注力されていた印象。

私がこれまでに体験してきたものの中だと、魔法じゃないけど、USJの「バックドラフト」が一番近いアトラクションだと思う。
撮影現場の雰囲気を感じて、実際に火災現場の撮影シーンの再現を見る、あの感じ。
USJのバックドラフトは消滅したので、もう二度とあそこには行けないですが、近しいと思うんだよなあ。
冬季にウォーターワールドとかジョーズ行ったら、流れるようによく行ってたな……そんなに待たなくても入れるし炎を感じるからあったかいしで、昔は服を乾かしがてら休憩しに行ってた。

閑話休題。
実際に撮影に使われた小道具なども多く、ファンじゃなくても見ごたえがあると思います。
私は原作読破済で映画も全部見ているものの、直前に「全部見返す!」なんてこともしてないエンジョイ勢ですが、とっても楽しかった。
見るものすべてが新鮮だし、映画の撮影方法を知る機会なんてあまりないし、ミュージアム的側面も強くて楽しかった。

所要時間は最短で4時間と公式でも言われていますが、本当に見どころ満載なのでザッと流し見しつつ体験できることを一通り体験して、最短でそのくらいなのかな。
現代人は写真撮るの大好きだし、バシャバシャ写真と動画を撮りまくって細かいところまで見ようとすると、開園から閉園までいても飽きないと思う。
そうなると体力の限界との勝負。
座って休憩できる場所はお店のあるスペースくらいしかないので、立ちっぱなしが多いです。
席数が多いので、そこにたどり着けばまず座れる印象。

入場料

何よりもネックなのが、遊園地でもないのにチケット料金が割と高額(大人6,300円)であることだと思います。
友達との会話でも「えー……行く?」と躊躇してしまうのはここが要因だと思う。
でも、他テーマパークと比較すると、こんな感じ。

  • ハリポタ  大人6,300円

  • ディズニー 大人7,900円~10,900円

  • ユニバ   大人8,600円~10,900円(年パス20,000円~48,800円)

  • 富士急ハイランド   大人6,000円~7,800円(年パス21,300円)

  • ナガシマスパーランド 大人5,800円(年パス13,500円~19,500円)

  • 東京ドームシティ   大人4,500円~4,800円

  • ピューロランド    大人3,900円〜5,900円(年パス20,000円~22,000円)

  • 八景島シーパラダイス 大人5,600円~5,900円(年パス11,200円)

  • レゴランド・ジャパン 大人4,500円~7,600円(年パス9,900円~21,900円)※事前WEBチケット購入で大幅な割引あり

  • ひらかたパーク    大人4,800円~5,100円(年パス20,000円)

  • ハウステンボス    大人7,400円(年パス1,4000円~22,000円)※居住地区や年パス更新年数で割引あり

  • 志摩スペイン村    大人5,700円(年パス17,000円)

自分の記憶の中よりユニバが高額になっていたけど、ユニバは年パスで差をつけてきていますね。
ちなみに年パスも、ハロウィンなど繁忙期の除外日を含むものが安価(20,000円)ですが、全日入場可能で特典付の高価な方(48,400円)でも1年のうち6回パークに行けば元を取れるのだから、商売上手~!って感じです。

そんなわけで、ハリポタも他テーマパークと比べてみると、そこまで高くなかったです。
これはちょっと意外。
いやテーマパーク全体の入場料が底上げされてる感はあるけども。

安いわけじゃないけど、グリーンバックの中で箒に乗ってリアルタイムに合成映像を作ったり、映画でも実際に使われた演出(そこそこお金がかかってそう)を体験できるので、妥当な値段かなと思います。
遊園地ではないからアトラクションがあるわけじゃないし、高いといえば高いかなとは思っちゃうけども。
何よりも、昨今の物価高がマジで怖い。

体験レポ

駅から施設の入り口まで

としまえんの駅からハリポタ風になっていてテンションが上がります。
そもそもハリー達をはじめとした、映画のラッピング電車?みたいなのが走ってることも多いし、入園までにハリポタを漂わせてくれるのは好印象。

公衆電話風のディスプレイもあって、そこで写真を撮ってる人も多かったです。
受話器を上げるとハリーがしゃべってた。
確かハリーだった気がします。や、違ったかも?

魔法っぽい雰囲気の飾りも駅に多いけど、「それっぽいけど、これは……何?」な装飾も多いので、じっくり見るとシュールな笑いの世界に誘われる気がしました。
ぜんぶをハリポタ公式ばりのクオリティで揃えるのは値が張るだろうし、それっぽく見せるのも大事だよね。

駅直結じゃないので注意。
雨が降っていたら傘を差さないと悲惨なことになるくらいには距離があります。
この辺りは若干、面倒。
屋内施設だから天候をを気にしなくて大丈夫!とだけ念頭にある人は要注意です。雨だったら傘は必須。

まあ正直この施設、YouTubeにレポ動画があふれています。
現地の雰囲気を知りたい!とか、施設のことをちゃんと知りたい!と思う方はYouTubeで動画を見た方が早い。
レポ動画を2,3本見ればほぼぜんぶ網羅されていると思います。
再生数が多くて見やすそうな動画をザッと見れば、ツアーガイドみたいに同伴者を案内できると思う。
※だいたいのレポ動画が15分オーバーは下らない力作揃いなので、ショート動画しか受け付けないよ!って人は注意です※


施設入り口

入場券は時間区切りで購入できますが、1時間前くらいから入場可能です。
係員さんがでっかい声で「XX時のチケットをお持ちの方はご入場いただけます~!」みたいなこと叫んでると思うので、指示に従って入館しましょう。

ドラゴンが頭上に展示される中、簡単な手荷物検査が行われます。
スーツケースなどを持っている場合は可動式の長机がある端に誘導されて、中身もザッとですが確認されます。
ちょっと面倒だけどしょうがない。

荷物検査を終えると自由行動です。
チケットに指定された時間までに、奥の部屋に行けばいいので、着替えたりお土産を見たり軽食を食べたりと、思い思いに過ごします。

https://mahoukai.com/article/map-harry-potter-studio-tour-tokyo-160620237770071.html

入口から右手に荷物預かり所があり、スーツケースも預かってもらえます。
荷物預かりの少し後ろに、お手洗いと更衣室がありました。
更衣室はプールみたいに、カーテンで仕切ってパーソナルスペースを確保してくれるので、個人的によかったなと思った◎
棚とか、個々に鏡があると、もーっとよかったんだけどな~!
大きめの姿見はありますが、1個しかなかった気がする。

机と椅子もあったけど、鏡がないと髪とかメイクとか直しづらくない?
結局お手洗いに行くことになったので、本当に、更衣室は「着替えをする場所」です。

右手奥にはハリーポッターの大広間のような装飾が施されたフードホール(フードコート)、カエルチョコの箱をモチーフにしたソファ席などが設置されているチョコレートカエルカフェがありました。
時間があれば行きたかったけど、着替えとかお土産見たりとかで意外と行く時間がなかった。残念。

左手に広がっているのはお土産物屋さん。
ここがすごく、すごかった!(語彙力)
ハリーポッター関連グッズ公式ショップのマホウドコロに行ったことがある方がいれば、「とても広いマホウドコロ」で伝わると思います。
USJのお土産物屋さんが各店舗じゃなく混然一体となった形、でも何となく伝わるかな?
お土産を買わずとも展示が素敵なのでウロウロしたくなります。しました。
クディッチの試合会場風のお土産物売り場及びお土産とか、書籍コーナーには本が頭上を飛んでいたりとか。
もう、めちゃくちゃ写真を撮りたくなる。楽しい。


施設内

一部、撮影禁止エリアもありましたのでご注意ください。
普通にYouTubeにも動画上げちゃってる人もいますが、そういうとこ、ちゃんと守らないのはよくないと思う。

素人の私がいろいろ書くよりプロの文章の方が分かりやすいと思うので、何言ってるのか分かんない!って方は、こちらで雰囲気をお楽しみください。

時間になったら前室のようなところに案内されて、ハリーの声優を勤めた小野賢章さんが出演するムービーを見ます。
立ち見が終わると扉が開いて、スクリーンと椅子が出現。
係員さんを交えてのムービー鑑賞からの席に移動するこのスタイル、USJのターミネーターみたいだなと思った。
あれも名探偵コナンのアトラクションになっちゃったんですよね……?
USJがジャパニーズアニメテーマパークになって少し寂しい気持ちもある。

昨今はそこまで日本でも有名なユニバ配給映画がないし、マーベルも買収されたし、しょうがないっちゃしょうがないんだけどさ……。
フロリダかどこかのユニバにはまだスパイダーマン、あるそうじゃないですか。
そういうとこだぞ……!

話がそれました。
基本的には展示を見ていくんだけど、映画の技術を体験しようのコーナーは平日でもすごい賑わいでした。

「クディッチの試合で、やんやする体験」と、「動く絵画に自分たちが”なる”体験」、「ロンドン魔法省に魔法でやって来るように見える動画を撮影できる体験」は、5分弱程度の待ちで楽しめました。
どれも楽しかったのでおすすめ。
クディッチの試合は、賢者の石で登場したグリフィンドールv.s.スリザリンのシーンを使用しています。
どちらかの寮のアイテムを身に着けていると、係員さんが該当する寮に振り分けてくれます。
レイブンクローとハッフルパフしかいない場合、グリフィンドールとスリザリン両方いる場合は選ばせてくれることもあるようです。

写真撮影の後に、「グリーンバックの中で箒に乗って、リアルタイムで合成動画が作られる体験」だけちょっと混んでたかな。
でも係員さんの「列をはける技術」がすごかったので、休日もそこまで並ばないんじゃないかな、と思います。

上記の写真&箒は有料なのですが、人数が多くても少なくてもお値段が一律!
大人数であればあるほど、一人当たりの値段が下がるので係員さんに「お得ですよ~」と、にこやかに言われます。

まあ無料分だけでも十二分に楽しめるので、買わなくても大丈夫ではある。
でも、とっても商売上手!びっくり!!!

奥の方の教室で、魔法の授業が急に始まりました。
たぶん開始時間をどこかでアナウンスしてるんだろうけど、私のところまでは轟いてませんでした。
どこで案内してるんですかね?

無料でゲリラ的に始まった割に本格的だし、ショーの要素が強くてとても楽しめました。
これはデスイーターの登場シーンの写真なんですけど、こんなん急に現れたら小さい子は泣くと思う。
そういえば小さいお友達、ほとんどいなかったな。
平日の午後だから?

iPhoneのノーマルカメラでこのクオリティなのヤバいと思う

映画さながらに、アズカバンの囚人にも登場したヒッポグリフのバックビークに挨拶することもできます。
センサーの加減が私には厳しくて、何度も挑戦して係員さんに「ちょっと列が伸びてきちゃったので……これで最後のチャレンジにしましょうか」と悲しい宣告をされたりしました。
なんとかバックビークに認められてホッとする私に、待っていた周囲の人から温かい拍手がかけられて、もう、すごく居たたまれなかった。
時間とってすみませんでした。。

バックビークの前に立ってタイミングよくお辞儀をすると、バックビークから認めてもらえるよ!
永遠に認められなくてしんどかったよ!

列車や9と4分の三番線のフォトスポットは、ものすごーく込み合っていました。
禁じられた森からは「逆走禁止」になってたけど、逆に言ってしまえばその看板がなければ逆走し放題だったんだな!!?と目からうろこ。

実際、森を出るとダーズリー家やナイトバスがある屋外に出るのですが、雨が降りしきる2月下旬。寒い。
屋内だからと気を抜いて防寒具なしで制服コスプレをしていた我々は足早に室内へ向かいました。
ぐにゃってる廊下でも写真撮りたかったのに!!残念!!!!

どんな季節や天候でも生足をさらして歩いてる現役JKは本当にすごい。
私には無理。現役時代もタイツ履いてました。

日和ったのでお茶をすることになりました。寒い。
お昼も普通に食べてきていたのですが、「軽食くらいなら食べられるかも?」と話して、レジ待ちの間、小声で「2人でワンプレート頼む……?」「食べきれるかな……」なんて話してました。
レイブンクローのやつがおいしそうだなって思った。
お腹のゆとり的にも、分けて食べるならいける気がした。


アンブリッジ教授のアフタヌーンティー

そこで突如、係員さんからのお知らせ。
「アフタヌーンティーは残り5席分となります!注文される方はお早めに係員にお声がけください!」

アンブリッジ教授のアフタヌーンティー、公式サイトで見たので存在は知ってました。

でもアフタヌーンティーって高いんよな~~~有名パティスリーやホテルのじゃないと美味しさも保証されないし、今回はやめとこか、なんて事前に話してた。
話していた、はずでした。

「わ~~!かわいい~~~~!!!」

色が変わるバタフライピー(だっけ?)の紅茶。すごい~!

ど……どう、して…………???
限定に弱すぎる私たちは、「まあ、甘いものなら食べれるっしょ!」と謎のノリでアフタヌーンティーをオーダー。
アフタヌーンティーの人はレジを並ばなくても良かったみたいでした。
なんだよも~~早く言ってよ~~~~。。

壁に飾られているお皿の中では、猫ちゃんのgif画像みたいなのが延々流れていて、とってもかわいいです。
アンブリッジ先生のことはあんまり好きじゃないけど、とってもラブリーだし英国式のアフタヌーンティーって、もう、字面だけで好きじゃん?

最初の一杯は色が変わる紅茶が出されて、レモンを入れたりレモン汁を入れたりキャンディをいれたりして楽しみます。
めちゃくちゃ女子ウケだ!かわいい~!
キャンディはガッツリ入れるとパチパチ派手に鳴ってくれるので、気持ち多めに入れるといいと思います◎

出されたスコーンは温かくて、クロテッドクリームをたっぷりいただくと最高で最強でした。
やっぱスコーンって美味しいよね~~!
美味しいは幸福です。
クロテッドクリームとジャム、どっちを上でどっちを下にするか論争とか、そういえばあったな……と思ったけど友人たちには「なにそれ、知らない」と言われてしまいました。
メジャーな戦いじゃなかったの、これ???

ちょっと遅れてアフタヌーンティースタンドが到着。
これも、かわいい。
いちいちケーキの名前とかもハリポタ仕様だし、かわいいしで、「わ、わあ~!」になります。ちいかわ?

下段がお食事系、中段と上段が甘いもの系。
甘いものはイギリスらしく、あっまあま!だったのでちょっと注意。

はい、かわいい。下段手前のものはカボチャのあったかいスープでした。

おなかが空いているわけでもなかった我々は、息も絶え絶えで完食しました。
だれか褒めてほしい。私、頑張った。
色が変わる紅茶以降はドリンクは飲み放題なのですが、最後の方は基本、ウーロン茶で流し込んで胃に入れてました。
もっと味を楽しめる時に食べたかったな。
スタンド内の中だと、サンドイッチが一番おいしくいただけたと思います。


最後に

アフタヌーンティーを終えると人もまばらになってきていて、フォトスポットもそこまで並ばずに写真を撮ることができました!やったね!

ぜんぜんマフラーとローブをなびかせて撮れなくて困った。
みなさんどうやって撮ってんの?

入学許可書も購入してホクホクで帰路につきます。
本当はこの先の、効果音のつけ方とか魔法生物との合成とかも興味深くて見たかったんだけど、いかんせん、疲れた……。
主に甘味を食すことで胃もしんどいし、歩き疲れて足もしんどいしで、流し見しつつ帰りました。
なんてもったいない…………。

でも、本当に楽しかったので!おすすめです!
新しいものってこんなにテンション上がって楽しめるんだな~!と思いました。
何度も行ってしまって”慣れ”がでてきてしまっている周辺テーマパークも楽しいんだけど、やっぱり、未知のキラキラした新しい世界に触れるのって、いいですよね。

だからいつか、フロリダのユニバやWDWにも行ってみたいな~!!!!
YouTubeで見るたびに「いいな~!!!」と言いまくっているので、いつか……いつか、行く…………!!

なんともまあ、またまとまりのないレポになってしまいました。
これレポって呼んでいいのか?笑
以上、ハリポタスタジオツアー雑振り返りレポでした。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました~!

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