スーツ

出勤前にネクタイをする。

苦しいかな、雇われ人であるから仕方がない。

ネクタイをするのにかかる時間は約2分とする。
毎月21日出勤するとして年252日。
年間8.4時間ネクタイをする行為だけに時間を消費する。

悲しいな。
首を絞める行為だけにこんな時間を消費するとは。

ネクタイをつける意味はなんだろう。
ネクタイがないとスーツが映えない。から?

ではスーツを着る意味とはなんだろう。

濡れるとすぐ乾かないし、皺に弱い。
洗いにくいし、手入れにコストがかかる。
暖かくないし涼しくない。
堅苦しいし疲れる。

合わせる革靴は蒸れるし、すぐヘタれるし。
歩きにくいし、足の形変形するし。

これを着ている意味がサッパリ分からない。

強いて言えばこれを着ていれば、働いている人認定されるくらいか。

クールビズにウォームビズ、カジュアルダウンや男女平等が浸透しても一向にこのスーツ問題にはメスが入らない。

スーツ着ている営業マンと、スーツ着ていない営業マン。どちら仕事したいかは見た目では判断できないでしょう。中身が問題だ。

結局スーツは見た目を飾るだけの手段であって、中身までは飾れない。

そんなものを着て中身が伴わないのであれば、着る必要がない。むしろ無駄な装飾品でしかない。

いい加減にしてほしい。

社会の生産性を上げる為に働いているのだから、個々働きやすい格好で働けばもっと生産性が上がるだろう。

スーツなどなくなればいいのに。




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