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自宅はあるけどアドレスホッピングしたい方におすすめ。ADDressの新幹線定額サービス。

はじめまして。
大阪にあるカレー屋「nimo alcamo」店主の古市です。
普段は不定期で週末に店を開けつつ、平日はADDressを使ってリモートでPC仕事をしています。
いつもはこんな、軽トラを改造した移動販売車が僕の移動手段なんですが、

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新幹線が割安で使えるモニターを募集していたので使ってみました。
使ってみた感想、まとめさせていただきます。


利用前に思っていた懸念点

普段車で移動している僕が鉄道に切り替えた時に心配なのは、
・普段持ち歩いている物が持ち歩けなくなること
・現地でちょっとした移動ができなくなること
です。

普段何を持ち歩いているかというと、
PC一式、カメラ一式、着替え、洗面用具、本、スパイス一式、ぐらい。
スーツケースとリュックで移動してみましたが、持ち運べないのはスパイス一式ぐらいですね。
スパイスを使う仕事は無いので、今回は置いていきます(サヨナラ!)
せっかくなので現地調達できたものだけでカレー作るとどうなるかも、やってみます。
弘法筆を選ばず、となるか。


普段行かない遠方まで出かける。

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(駅弁はコレでしょ、ひっぱりだこ飯)

久しぶりに乗ります。新幹線。
尾道(広島)ってすごく良さそうだったので行きたかったんですけど、大阪から尾道ってやっぱり遠くて、車だと高速で3時間半。
でもうちの古い軽トラ(MAX時速80キロ)だと、多分4時間半かかります。
僕みたいに普段住んでいる家に時々帰ってこないといけないユーザーって、
あんまり遠方の拠点には行けません。
遠くに行った分帰ってくるのに疲れちゃうので。
でも高速移動手段が定額で使えるなら、普段行けない所まで遠出してみたくなります。

新幹線定額の最大のメリットは、同じ手間なのに、行ける範囲が広がるということですね。
新幹線に乗るために移動する手間のあとは、
新幹線に30分乗ってようが、1時間乗ってようが、同じようなもの。
気づいたら、現地に着いている。
新大阪から岡山へ行くのも、広島へ行くのも大して変わりません。
軽トラだと、県をまたぐなんてえらいことですよ。


尾道、住みたくなる街でした。

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住みたい、この街…初めて来たのに懐かしい。
まず、オレンジ色のレトロな電車。
駅からADDress拠点までの懐かしさを感じる商店街。
商店街から山手を見れば丘の上に線路、反対側を見れば海。
やっぱり坂のある街っていいですね。
それに海があればなお良し。(尾道、まさに)

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ADDressの拠点に着くと、ロケーションがまた最高。
綺麗で開放的なリビングやお風呂。
家守の細やかな心づかい。
そして目の前が船着き場。カモメが飛んでいます。

今回は行けませんでしたが、目の前の船着き場で土曜日の朝だけ漁師さんが市を開いているんだとか。
朝市で買った魚で朝ごはん食べれたりしたら、最高じゃないですか。


自転車が丁度よい街。

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尾道の街を散策するには、絶対に自転車が良い。
100円で滞在中乗り放題の自転車を家守が用意してくれているので、
街の散策はもっぱら自転車でした。
そして何より自転車が良いのは、スーパーへの買い出し。
一番近いスーパーへは、対岸の島への渡し船(!)で移動するんです。
自転車だと110円で渡れます。

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ずっと往復しているので、船着き場に自転車で行って、船が来たら乗るだけ。切符とかなし。
乗ったらおじさんが集金してくるのでお金を渡します。
5分ぐらいで対岸へ着きます。
渡し船で対岸まで移動したら、スーパーで買い物。

滞在先での移動、車が無いので大きく移動はできませんが、自転車がある拠点は、自転車で移動できる範囲を楽しむ、これが醍醐味ですね。


海の街なので、魚を買ってカレーを作る。

家守さんが、朝7時に商店街で魚を売っているおばちゃんが出現すると教えてくれましたが、残念ながらそれは出会えず。
対岸のスーパーで、魚をゲットしました。

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スパイスも一緒に揃えて・・・と思いましたが、全然売ってない・・。
中華系のスパイスは売ってましたが、カレーにするにはちょっと足りない。
たまたま隣にダイソーがあったので、ダイソーへ。
ダイソーで結構スパイス揃う・・・!十分すぎる!
最低限のスパイスを揃えて、家に帰ります。

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ADDress滞在中の料理の醍醐味は、やっぱり冷蔵庫やキッチンに置かれた前の滞在者の「お裾分け」をいかに使うか、です。
今回お裾分けで発見したのは、椎茸・昆布と、のどぐろ出汁。
これを使って、出汁カレーを作ってみます。

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現地の食材と、お裾分け調味料で作ったカレーはこちら。
・真アジとのどぐろ出汁の炊き込みご飯
・鰹のたたきのスパイスオイル漬け
・椎茸と昆布の和風キーマカレー
フライパンなど調理器具も一式揃っていたので、あまり苦労せずに
出汁がしっかりと効いた、うまいカレーができました。

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結論、スパイス一式を持ち運ばなくても、カレーは現地で作れる。
スパイス現地調達も、ダイソーがあればいけますね。


新幹線でADDressを利用してみて

最初に心配していた、車にくらべての「移動の不便」「持ち物の不便」ですが、
逆にその不便を楽しんでみる、という楽しみ方が良さそうです。
むしろそっちのほうが非日常な感じが味わえます。

僕のように時々自宅に帰ってこないといけないADDressユーザーが敬遠しがちな自宅から離れた拠点へも、高速移動手段が使えるなら「遠くに行く手間」がかかりません。

一方でデメリットを挙げるとすると、新幹線は小回りが聞かないのでのぞみが止まらない駅などへの移動は、意外と時間がかかりました。
東京↔大阪間のような、いつ駅に着いても新幹線が出ている環境に慣れていると、新幹線待ちの時間が予想以上にかかってしまうかも。
時刻表をちゃんと調べて移動するこまめさが必要です。


こんな方におすすめ

新幹線の定額パックですが、多分こんな方におすすめです。

・ADDressを満喫したいけど自宅もあり、あまり遠方まで通えない方
・仕事先の一つが新幹線沿いにある方(そもそもそこへ仕事で通う方)
・拠点間移動に時間をかけたく無い方

最近は毎月中国エリアに拠点がオープンしているので、大阪〜尾道間だけでも泊まれる選択肢が広がっています。
せっかく定額プランがあるので、これを機に瀬戸内多拠点生活、してみるのも良いのではないでしょうか。

ちなみに、尾道の拠点にはカレーのレシピを残しておきました!笑
スパイスも一部お裾分けで置いています。
ぜひ、旅先でスパイスからカレーを作るという体験もしてみてください!

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