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短くなった鉛筆5本を新品1本に交換!北星鉛筆の工場見学「東京ペンシルラボ」


「東京ペンシルラボ」で鉛筆を学ぶ

東京都葛飾区にある北星鉛筆の工場見学施設「東京ペンシルラボ」。事前予約制で工場見学を受け付けています。
※子ども300円、大人400円。3歳未満は無料。団体割あり。

だれもが使ったことのある非常に身近な鉛筆について、製造工程や歴史、豆知識などを楽しく学ぶことができます。今回は春休みを利用して、4歳と7歳の娘を連れて参加してきました!

いざ、えんぴつの世界へ!

住宅街を歩いていると、鉛筆が大きく描かれた建物が見えてきます。ここが北星鉛筆の工場見学施設「東京ペンシルラボ」です。

案内板も鉛筆をモチーフにしていてかわいらしい…。これはホームセンターで「杭」として売られていたものを社長のアイデアで鉛筆に仕上げたそうです。

鉛筆や定規のおみやげ付き

受付時に参加料を支払うと、お土産としてこちらの4種類から好きな商品を選ぶことができます。

工場見学開始時刻までは、通路やトイレに飾られた「もくねんさん」の作品を鑑賞したり、商品を見て楽しむことができます。これらの作品は会長の奥様が趣味として、作り始めたものだろうですが、クオリティの高さにびっくりです!

珍しい10B鉛筆も含む試し書きコーナーもあり、その滑らかな書き心地に感動…。

てづくりの顔出しパネルもあります。

工場見学スタート

まずは、北星鉛筆が紹介された番組映像を鑑賞します。次長課長が若い頃の番組で懐かしさを感じながらも、鉛筆の製造工程や豆知識がわかりやすくまとまっています。鉛筆はこんなふうに木の板に芯を乗せ、上からまた木の板を乗せてカットするという作り方になっています。実物も展示しているのでわかりやすいですよ。

日本で最初に鉛筆を使ったのは徳川家康だということや、今までの発明についてなどなど、鉛筆についてたくさんのなるほどがありました。子どもたちは、ここで知った知識を夫や祖父母になぞなぞとして出題していました。

いよいよ製造工程見学へ

ここからは実際に工場へと入っていきます。ガラス越しに鉛筆を製造している様子を見ることができます。すべての工程が見学できるわけではないですが、鉛筆にデザインフィルムを付けていく様子や本数を簡単に数える道具をのぞくことができました。

台があるので小さな子どもでも見やすくありがたいです。ちなみに次女は身長が100㎝なので、そのくらいの子であれば抱っこなしで自分でのぞくことができます。

こちらは、製造工程ででる削り数から粘土を作っているところです。

鉛筆神社とは?

つづいて小さな神社へと移動します。こちらは短くなった鉛筆を供養する鉛筆神社です。

北星鉛筆では、5cm以下の短くなった鉛筆5本を持っていくと、新しい鉛筆1本と交換してくれます。そして古くなった鉛筆はこちらで供養してくれます。

最後は質問タイムです。工場見学を通して疑問に感じたこと、気になったことを直接聞くことができる貴重な機会です。ぜひギモンを探しながら見学してみてくださいね!

ここまで約1時間で工場見学は終了。希望者は別途有料(300円)で「もくねんさん」を使った粘土体験ができます。

鉛筆つかみどりに挑戦!

工場内にある売店では、通常価格よりも30%オフでお得に買いものも楽しめます。(一部除外あり)鉛筆だけでなく、耳かきや水彩画セットなどもありましたよ。

子ども300円、大人400円でできる鉛筆のつかみどりもあります。7歳長女が挑戦した結果、約30本ゲットすることができました!

見学終了後には、四つ木公園や四つ木つばさ公園、竹の湯もオススメです。少し足を延ばせば「葛飾」でプラネタリウムもリーズナブルに楽しめますよ。ぜひ周辺スポットも合わせて、「東京ペンシルラボ」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

施設情報

〒124-0011 東京都葛飾区四つ木 1-23-11
アクセス:京成電鉄「四ツ木」駅より徒歩5分
見学時間:10:00・14:00~
所要時間:約1時間 ※見学のみの場合。粘土体験を含めると約2時間。
見学日:平日のみ
参加費:大人(18才以上)400円・子ども(3才以上)300円 ※団体(20名以上)の場合、大人350円・子ども250円
要予約

※許可を得て、撮影・掲載しています。


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