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【レイジージャックのクリート02】リベットをやっと入手

レイジージャックのクリート01はこちら。

■前回までのあらすじ

→さぁ、フェアリードクリートをボルトで取り付けるぞー!
→あれ?間違えてトルクスボルトを注文してたわ
→ま、トルクスレンチはあるし、これでいいか
→む?手持ちのトルクスレンチではサイズが合わないぞ!
→仕方ない、穴を大きくしてリベット止めにするか
→やや!手持ちのリベットでは長さが足りないじゃん!
→何のために穴を大きくしたんだ?もうボルトは無理よ!
→長いリベットをその場で注文した

先週の脳内反省日記より

と言う、全くもって無駄な1日を過ごしたわけですが、それから数日、注文した長いオールアルミのリベットが届きました。

■お前、偽物だな!

やっと届いたか、と安堵しつつ、ビニール袋から取り出すと、何か違和感が。
なんかね、微妙にマンドレル軸の部分がリベットボディより冷たい感じがするんですよ。

「お前、もしかしてマンドレル部だけ鉄製じゃね?」

とりあえず手っ取り早く鑑別するために、風呂桶に水を溜め、その中にリベットと今回購入したリベットを… って、そんな事するか!(アルキメデスの原理

冷蔵庫に貼り付けてあった磁石を拝借し、リベットを近づけてみると…

お前、やっぱり鉄じゃん!
オールアルミと書いてあったのに、間違いなくスチールですわ。
そうでなければ、磁石にくっつく新しいアルミ(そんな物は無い)。
おそらく、リベットボディ部だけがアルミなのでしょう。
やはりノーブランド品じゃダメか… 即座に返品しまして、新たな注文を。
今度は、ちゃんとブランド品で翌日発送の物を注文。

うむ。

そして翌日、通販会社からこんなメールが。

いやいや、今日出荷じゃなかったの?
これじゃあゴールデンウィーク明けちゃうよ!

仕方ありませんのでキャンセルし、他の通販会社で再度注文…

やっと手元に届きました。
Made in JAPAN、リベットボディがA5052、マンドレルがA2017製の、今度こそオールアルミのリベットです。
磁石かかってこいやー!完全無視したるで!の勢い。

■マリーナへ

で、マリーナに来まして…

富士山は綺麗ですが、風が強いな…
8〜9m吹いてる感じ。
サクッとクリートを取り付けたら、ちょっと海上散歩と思っていましたが、出すのは厳しい感じですわ。

とりあえず、

細くてノズルが届かないので、ナットを3つ噛ませました

前回、リベット用の穴は開孔していたので、何も考えず… いや、クリートの上下だけ考えてバツン、バツンとリベットを打ってガッチリ固定。

反対側も然り。
リベットフランジのナット跡が非常に気になりますが、仕方ないですな。
とりあえず、左右にフェアリードクリートが取り付けられましたので、

いつも安定・安心のセラミックナイフ

(今までクリート結びしてたから)フェアリードクリートになって不要になった長さ分のロープをカットして。
ロープエンドをライターで炙って、当然(面倒だから)エンドウイッピングなぞせず… 最後にロープエンドをゴムに漬けようかなー?とも思いましたが、「少し太くなっちゃうから、後々クリートからロープを抜く時に面倒よね…」 と自分に言い訳して、そのまま

改めて見ると、マストめちゃくちゃ細いな

フェアリードクリートに通して完成!

これで、バックステイアジャスターやブームキッカーが無く、非セイリング時にはブームの高さ(つまり角度ね)がレイジージャックの長さに依存しているウチのヨットも、細かな調整が手軽に…

わかりにくい動画の見本

出来るようになりました。

本来なら、このまま海に出たいところですが、強風のため我慢我慢。

朝ごはんを、

何か再利用出来ないか?といつも思う

切り取られたマンドレルを眺めながら(作業した感が得られる)、

豚角煮おにぎりを食べ、帰路に。

来週の三連休のどこかでは、一回海に出たいですなぁ。