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【FFヒーター取付編09】背水の陣に追い込む穴開け

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排気パイプの取り付け位置が決まり、暖かくもなってきてヒーターの取り付け欲やテンションが下がりそうなので、自分を追い込むためにも今日は排気口の金具を取り付けるために穴を開けます。
これを開けてしまえばもう後には引けません、自分を追い込んで作業をせざるを得ない状況に追い込む様はストイックの一言… いや、別にストイックではないか、所詮趣味だし。

まずは滅多に使わないホールソーを出して来て…

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断熱パッキンにするPTFEの板に穴を開けます。

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せっかくなので…

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2つ作って使う事にします。

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スルハル金具が50mm。 手持ちのホールソーでは51mmのがあったのでぴったりでした。

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これをキャビンの中でカットして…

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いい感じだったんですが…

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げげぇ!テーブルクロス的に使ってた布もカットしてしまいました!!
マットとか使わなかったバチが…
そして何気なくコクピットデッキの、さっきホールソーを使った所を見たら…

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げぇ! まな板の上で作業してたのに、ホールソーの中心のドリルがデッキに爪痕を…
まぁ、どうしようもないのでこれは放置します。 今度塗装する時にきれいに直します。

さて、穴を開ける壁には布が貼ってますので…

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これを

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剥がしてFRPのハルをむき出しにして…

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位置を合わせてマジックでマークします。

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で中心に内側からガイドとなる穴を開けまして、さて本日のメインイベント…

(外側はきれいに仕上げないといけないから)外側から一気呵成に穴を開けました。

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これでもう後には引けないな…

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その後、角度を合わせてスクリュー用の穴も開けて断面をサンドペーパーで滑らかに仕上げまして(ハルが傷だらけなのはサンドペーパーじゃなくてティラーが折れて操船不能になり、コンクリートの岸壁に打ち付けられた事件の跡です、これは暖かくなったら綺麗に直す予定。 寒いと樹脂や塗料が色々扱い難いですから)。

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最初に作ったPTFFの断熱パッキンを2枚噛ませて3本のスクリューで止めて完成です。 このスルハル金具は一応FRP部分にはどこにも接触せず、外側も内側も断熱パッキンのみが接触する形にはなっています。 多分これで熱の方は大丈夫なはず…。 一抹の不安はありますが、最初のうちはヒーターを使う時に注意するようにします。

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しかし、ピカピカなピアノフィニッシュなハルが本当に傷だらけですなぁ…

さて、一番緊張する、そして一番後戻り出来ない作業がこれで終わりました。
次回からはヒーター本体の設置にかかります!

ちなみにハルの断面はこんな感じでした。
厚いですね。

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FFヒーター取付編9.5へ続く