見出し画像

【19-05】ティラーが折れて色々壊れた!

 今日はセイルがついてから初めての出港です。 今回テストセイリングして、年内はもう一回出せるかなー?と思っていました、出港するまでは…

 多少風は強いですが、あと2時間もすれば弱くなる予定ですし、そもそもセイルのテストですからこれは好都合。 普段通りに船台に載ったヨットをスロープから下ろしてもらい、水に浮かんだヨットのエンジンをかけて後進し、そろそろターンを…  バキッ!

は?え?

 ティラーが折れました…
 よくチャップリンやMrビーンみたいなコメディ映画で車を運転してるとハンドルが取れたりしますが、あのヨット版です。
いやいや!コメディじゃないし!
ええと、こう言う時はまず船体の移動防止のため、まずアンカーを… いやいや、水深3mも無くて風下側の岸壁まで4m程度なら意味ないし間に合いません。 念のためと思って作っておいた非常用のティラー… いやいや、ネジを外して付けて… なんて言ってる間にぶつかるわ! と一人ツッコミ入れてる間に岸壁にハルがぶつかりバリバリと音がしています。
 とりあえずポートフックで岸壁を押さえてハルとの隙間にフェンダー突っ込んで、適当なロープで舫を取りました。

画像1

 まぁ、まず自分に怪我が無くて良かったです。 次にヨットが座礁したり漂流せずに岸壁、しかもマリーナ港内で固定・係留出来て良かったです。
 悪い部分は、まずティラーが折れた事。 次に岸壁にバリバリと擦れたのでハル周りの広範囲に渡って擦過が出来た事でしょう。
 どちらにせよ、このヨットの状態にこの風では自力で船台に載せるのは困難です。 長いロープで風上側のクリートから陸を結び引いてもらい、こちらはこちらでエンジンは問題ありませんから、前進・後進で船台に載せようと何度目かの失敗の後に…

なんとか載せる事が出来ました。

被害状況

ハルについては、スターボードサイドに広範囲に渡る擦過が…

画像2

うーん。
特にバウでは磨くだけではどうにもならないFRPの欠けが…

画像3

うむむむむ。
右後ろも…

画像4

あちゃぁ…。
そしてティラーですが、

画像6

ここでポッキリでした。 これじゃあちょっと舵は動かせません(下の隙間に折れたティラーを逆に持って、この隙間に突っ込みました)。

画像6

うーん… まぁ、ちょうど今ティラーを作ってるから、完成を急ぐしか無いですね。 完成しないと塗装・修理するところに持っていく事も出来ないですし。

画像7

とりあえず、折れたティラーを家に持って帰ります。

書きたい事は色々あれども、気落ちしてるのと、修理計画なんかを立てないといけないので、その辺はまた後日。

画像8

人生最短のセイリング。
↓Walk meterによるGPSログは(今回は意味無いけど)こちら。