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【オレの観光案内】伊豆大島

冒頭の写真はイメージであり、今回の話とは関係無いひっかけ画像です。
なぜならウチののヨットはご存知の通り…

先週からスルハル金具と燃料系統のホース類交換のため、工場の中へ入っておりますのでね。

ヨットに行って他の作業を出来ないわけでもないんですが、マリーナの営業時間でないと工場はシャッターが閉まっているし、営業時間であっても、工場内をウロウロするのも憚られます。
私も実験場とか格納庫、工場の中に導線とかを理解してない部外者がいるとイライラするもん。
メカニックの方の邪魔は出来ませんので、今週はマリーナに行かず家でのんびり… みたいな感じなので、今週末は書くことがありません。

え?じゃあ今週は何書くの?と言う事で、入港方法シリーズで伊豆大島の野増漁港でも書こうかな?と思ったんですが、どうも最近、あそこはプレジャー入港禁止になったらしいと言う噂を聞きました。
手っ取り早く真偽を確かめる術も無く、でも気持ち的には伊豆大島になっちゃったし… みたいなところで、もうヨットで遊びに行った先の観光情報でも書きますか!

観光情報と言っても、それ用に調べたりしているわけも無く、適当に思いつくまま書くだけですから、信頼性の面では微妙です。
なんとなく、「ああ、こんな場所なのね」くらいのふんわりしたイメージで読んで下さい。

◾️係留場所

まず最初に自艇で行かれる方用の係留場所・停泊場所情報を。
 
私の場合は島の西部中央に位置する野増漁港に行く事が多いです。
ただし前述の通り、プレジャーはNGになった可能性もありますので、適宜ご確認下さい。

2018年撮影

トイレあり、坂を登って道路まで出るとお婆ちゃんのやってる小さな商店がありますなぁ。

港から道に出たところにある商店

↑このお店の写真は2018年に撮ったものですが、(2024年の)1月に訪れた時もちゃんとやってましたわ。
失礼を承知で申しますと、建物もお婆ちゃんも大丈夫。

ただ多くの方は島の南東部に位置する、波風に強く、風光明媚で利便性の良い波浮港をチョイスするでしょうな。

広い港ではありますが、どこでもプレジャーが置ける訳ではありませんので、週末や夏季などは来島するプレジャーが多くて場所の取り合いの面も。
私は空いている野増派ですが、波浮には数軒の飲食店や商店もあり、便利。
鵜飼商店のこのコロッケ(メンチなんかもあるよ!)を

揚げてもらって、

港でハフハフしながら食べていると、伊豆大島に来たなー!感がありますなぁ。

◾️観光情報

ここからはヨットに関係の無い観光情報。
と言うか、多くのヨッティは港と周辺のお風呂と飲食店の情報には詳しくとも、なぜか観光をあまりしない方が多いような…
せっかくなのでどこかに行ったら観光しましょうや。

島への交通(大型客船、ジェット船、飛行機)
(東京起点に考えると)伊豆大島へ公共の交通機関で訪れる場合は、夜に出発して早朝に到着する大型客船(東海汽船 さるびあ丸)か、或いはジェット船(東海汽船 セブンアイランドシリーズ)で来るパターンがほとんど。

先月撮った、岡田港に入港してくる「さるびあ丸」

どちらの船でも、波と風を考慮して岡田おかた港か元町港の二択になります。

これは伊豆大島へ向けて突っ走るジェット船「セブンアイランド愛」。
ジェット船は竹芝から1時間45分で到着と言う手軽さですし、なにしろ揺れないので船に弱い人も乗れるのでお勧めですわ。
飛行機は新中央航空さんが調布飛行場からドルニエ小型機を1日4便飛ばしてるので、飛行機が好きな人はそっちかな、全席窓側よ(乗ったら理由はわかります)。
富士山や江ノ島(は右側の席)、鎌倉、逗子、葉山(は左側の席)を眺めながら行けますわ。

観光スポット

・バームクーヘン(地層切断面)
これは見なきゃダメ。
24mの高さで630mに渡って1万5千年分の地層が剥き出しに。
木の年輪、或いはバームクーヘンのようになって連なっています。

向こうまで続いてる

いや、そもそもバーム木のクーヘンケーキは年輪を模した物だわな…
個人的にはバームではなくバウムと書きたいところですが、大島町のオフィシャル記載が

右上にフォークが刺さってる

バス停すら「バームクーヘン」と言う記載なので、合わせておきますわ。

・鵜飼商店
ここは上にも書きましたが、波浮港に隣接する商店で、コロッケで有名。
冷たい風に何時間も吹かれてようやく辿り着いた港にヨットを留め、ハフハフと食すコロッケの美味しい事。

個人的には

コロッケとメンチのダブルで!がいいですな。

・たい焼きカフェ(とゲストハウス)東京梵天
ここは波浮港からガンガンと上の方に登ったところにあるたい焼き屋さん。

ビールはあるのにコーヒーは無いという謎

夏は、

これはお正月あたりに行った時のなので紅白バージョン(裏が白)

この冷やしたい焼きも美味しいよ!
伊豆大島(伊豆王島と言う設定)を舞台にした、とよ田みのる先生の2023年マンガ大賞作品「これ描いて死ね」にも

何かと出てきますな。

・筆島とシェルター

左の写真のロトの妻(あれは塩か)みたいな岩が筆島、伊豆大島よりも古く… みたいな歴史とかについては何か検索して下さい。
右の写真は筆島を臨む駐車場の近くにある噴石シェルター。
三原山噴火に備えた物で、島にはここだけでなく、各所にいくつかのこんな感じのシェルターがあります。

・裏砂漠
日本にも砂漠がある(関係無いけど氷河も2000年代になってから発見された)。
もちろんそれは鳥取の… いや、あれは砂丘。
日本唯一の砂漠は東京都にあります。
いや、東京砂漠じゃなくって、伊豆大島にある「裏砂漠」の事ですが、

まぁ、ジャリジャリとした砂漠ですわ。

ここを20分くらい歩くと砂漠

黒澤明監督の「」とか中野裕之監督の「SFサムライ・フィクション」とか、何かと映画やドラマのロケ地として使われてますな。

泉津の切り通し
ビジュアル(だけの)スポット。

岩が割られた所に階段が作られてていて、左右の木もまるで割られたような。
そしてこの階段を神々しい気持ちで進むと…
いや、特に祠とか社とかがあるわけでも無く、ただただ道ですわ。
つまりメインはこのポータル門構えのみ。
なんて言うか、マーライオンガッカリ関係的位置付け?
インスタ映えとか狙ってる人にはいいんじゃないですかね?と言う感想しか出てこないですわ、何かの所以ゆえんとかがあるわけでも無いようですし。

愛らんどセンター御神火温泉
ここはね、温泉!
早朝到着の大型客船(さるびあ丸)に合わせて朝の6時半からやっているので、非常に便利です(客船がこない日は朝9時)。
健康センターとかスーパー銭湯的な食事は出来るので、

明日葉チャーハンと麦酒

極端な話、私ならここで永遠にうだうだ出来ますわ。

・その他

ああ、明日葉で思い出した。

これは岡田港の「浜のかぁちゃんめし」と言う
漁協の婦人部か何かのお店で食べたやつ

明日葉の天ぷらは(伊豆諸島どこに行ってもそうだけど)島の名物なので食べておきましょう。
そうだ、浜のかぁちゃんめしで思い出した、ここには食材として馴染みの薄い

うつぼ丼
うつぼの唐揚げ

ウツボが丼や唐揚げ、フライや天ぷらで食せますよ。

他にも観光スポットとしては、波浮港を眼下に臨む波浮港見晴台や、オタア・ジュリアの十字架、時間があれば三原山登山三原山温泉(大島温泉ホテル)なんかがありますな。
「伊豆の踊り子」関係のスポットや、名産の「椿」関連のスポットもあるので、興味のある方はご検索を。

ま、今週のお話はこんな感じで…
え?お前のブログはヨットブログじゃないのか?
ええ、そうなんですけどねぇ… どうにも書く事が無くてねぇ。

何かヨットで〆めますか…

2018年当時、友人とシェアしていたラグーンで伊豆大島(野増港)へ行った時の写真。
このヨットでは何回か伊豆大島へ。

伊豆大島からの帰りの朝食は、なぜかカップヌードル率が高い(ほぼ100%)。

ほうら、ヨットの写真を載せればなんとなくヨットっぽく。

実は来週末は野暮用で八丈島に行く事になっておりまして、まさかの2週連続でマリーナに行かない感じ?
来週は流石に何も書かない可能性大ですな。